ドローンの最高高度は?どこまでの高さまで飛ぶのか?

ドローンの最高高度は?どこまでの高さまで飛ぶのか?

こんにちは、ドローン操縦士の早川です。

ドローン飛行中に、よく聞かれるのが「どこまで高く飛ぶの?最高高度は?」という質問です。

確かに、どこまで飛行するのか限界を知りたくなってしまいますよね。法律や機体能力も踏まえて。

ここでは、ドローンのシェア率が70%を超えるDJIの中のPhantomシリーズに限定して、どこまで飛ぶのかを紹介します。

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メーカーのカタログ値は高度500m

Phantom

Phantomシリーズには、安全性の理由から事前にデフォルトで飛行制限が加わっています。

メーカーのマニュアル本から高度を探してみると・・・

高度 500 メートル(1,640 フィート)を超える飛行をデフォルトで禁止する高度制限

というわけで、Phantomは高度500mの上空まで飛行する能力(制限の掛かった能力)を持っています。

ちなみに500mというと

  • 六本木ヒルズ / 238 m
  • 東京タワー / 333m
  • スカイツリー / 634m

スカイツリーの天望回廊(450m)くらいだと思って頂くと良いかもしれません。

天候の悪い時のスカイツリーを見たことがある人ならご存知かもしれませんが、低い雲が来たら間違いなく雲の中に入れる高度ですね。

2015年12月までの航空法では250m

ドローン(無人航空機)がまだ法律に追いついていない2015年12月までの話です。

その時の航空法に記載のある高さが法律上の最高高度になると思います。

第209条の4

法第99条の2第2項の航空機の飛行に影響をおよぼすおそれのある行為で国土交通省令では次の各号に掲げる行為とする

ハ 地表または水面から250メートル以上の高さの空域

というわけで、過去の話ですが250mが日本では最高高度になりますね。航空機に危険をおよぼすのでドローン(無人航空機)も当時では対象になるはずです。

ちなみに、youtubeで500mまで高度を上げている動画がいくつかありますが、改正航空法前だからと言っても、違法なので削除したほうがいいですね。

自分自身で証拠を残してしまっているのも、なんだか残念です。

2015年12月からの改正航空法では150m

ドローン(無人航空機)が問題になって、2015年12月に改正航空法が施行されました。

そこでは、国土交通省の承認許可なしに飛行できる最高高度は150mに制限されています。航空機の航行の安全に影響を及ぼすおそれのある空域というのが理由です。

もし150mを超えた飛行を行う場合には、

  • 空港等設置管理者及び空域を管轄する機関と調整
  • 国土交通大臣に対する申請

の2点をおこなう必要があります。やろうと思ってもなかなかできないと思うので、実質的にドローンの最高高度は150mと言えますね。

「最高高度はどのくらいなの?」の解答

上記の踏まえて質問に応えるのなら

一般的なドローンの飛行能力では高度500mですが、日本の法律では150mです

が最高高度を伝えるのに、分かりやすいですね。

あとがき

高度を上げれば上げるほど、危険度が高まってきます。

地表と比べて、高度を上げれば風速は高まりますし、ヘリコプターやセスナなどの航空機との接触事故の可能性も高まります。

実際に、日本でもヘリコプターと接触しそうな事故や、海外(イギリス)では飛行機と接触した事故がニュースにもなりました。

無許可に高度を超えると、罰金刑です。興味本位で無茶なことをするのはNGですね。

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