虫がドローンに巻き込まれてしまう事故が多発する季節。

虫がドローンに巻き込まれてしまう事故が多発する季節。

こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。

ドローンを飛行させていると「あぁ~、またやってしまった」と思う毎回思うこと。

それはドローンのプロペラが虫を巻き込んでしまって(悲しいかな)殺生してしまうことです。

クライアントには一切見せていない、感じさせていない、ドローン撮影の裏側の話です。

強烈なプロペラ回転と飛翔虫

ドローンは複数のプロペラを利用して、空中に飛び立つのは御存知の通りです。

実際に生ドローンを見たことがある場合、まずその飛行中の音に驚かれると思います。ブーンと強烈なプロペラ回転。あの回転があるからこそ、揚力を得て空中を飛べるわけですね。

そんな風力のあるプロペラに、飛翔虫(羽があり飛ぶ虫)が巻き込まれてしまうのです。

あまり想像するとアレなのですが、プロペラの回転をスルーする小型虫もいれば、回転するプロペラに当たってしまう小型虫もいます。

ドローンが戻ってくる(帰還する)と、今の時期は数匹は巻き込み事故をおこしてしまっています。(ちょっとしたローカル道でクルマでスピード出していると、前部に虫がくっついているのと同じだと思って頂くと、イメージがつきやすいかもしれません)

毎回なのですが、「虫さん、ごめんなさい」と思ってプロペラや機体を軽く水拭きしているのです。

避けられるのか、いや避けられない

虫を巻き込まない方法があるのかとちょっと考えたのですが、これが避けられないものなのです。

飛翔虫がいないであろう高度まで上げれば、そもそも巻き込み事故はおこりません。しかし離発着するときには、地上からスタートするため、その時点で巻き込んでしまいます。

プロペラガード!?そんなのは飛翔虫には関係ありません。虫が少ないところからの離発着!?いえいえ、やってみましたが3回に2回は巻き込んでしまいます。結構身近に虫はいるものです。

多い時には十数匹を巻き込んでいることも。

残念なのですが、これは避けられない、ドローンと飛翔虫との関係になりそうです。

あとがき

飛行が終わって手元にドローンが戻ってきたときに、何事もなかったようにしていますが、心のなかでは「虫を巻き込んでしまった・・・虫さんごめんない」と思っているのは、ここだけの話です。

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