ドローンは墜落する!墜落起因の11つは操縦者次第。

ドローンは墜落する!墜落起因の11つは操縦者次第。

こんにちは、ドローン操縦士の早川です。

「ドローンは墜落しますか?」と聞かれることがあります。目の前で飛んでいるドローン、それは気になりますよね。

その時に即答しているのは「墜落します」の直球返答です。

決して不安にさせるために言っているのではなく、「100%はない」ということと、「操縦者によって回避できる点は多々ある」ことの2点もお伝えしています。

今回は「ドローンは墜落する」というネガティブな話ですが、必ず理解してほしく、また決して避けて通れない内容です。

とは言ってもビビらないでくださいね。プロはプロなりの、墜落しない対処や安全管理をしていますから。

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ドローンは100%墜落します

ドローンはどこか近代文明の革命児・・・とは言いすぎですが、過大評価されている箇所があります。

しかし、このブログでも何度も伝えていますが、重力があるかぎり、空に飛ぶものは落ちます。

ドローンも同様に、状況によって墜落します。

あまり墜落した場面を見たことがないから実感がないかもしれませんが、youtubeで「ドローン 墜落」や「drone crash」と検索すると生々しい動画を見れちゃいます。

クラッシュまとめ動画

いろいろなクラッシュの映像がまとめられていますが、人為的だったり、機器トラブルだったり、あっけなくドローンが墜落していきます。

買ったばかりのドローン(35万円)をクラッシュ

買ったばかりのドローンをいきなりクラッシュさせて、壊してしまうのもよく聞く話です。(2:10あたりがクラッシュ時です)

この動画では30万円以上が、初フライトして2分でクラッシュ。たった一瞬で無くなったのですから笑えないですよね。

墜落の起因を理解すれば、最大限回避できる

ドローン墜落のネガティブな話ですが、人為的なミスで墜落することが多々あると言われています。

つまり、操縦者が墜落の原因を理解していれば、ドローンが墜落する可能性を最大限低くすることができるということです。(でも、100%は回避できません)

ちょっとマニアックな話になってしまいますが、墜落させないための操縦者の犯してはいけないミスです。

1. コントローラによる強制飛行停止(CSC)

コントローラで操縦するのですが、スティックを一定の動きをさせると、強制飛行停止になります。

scs

一種の緊急的なコマンドなのですが、操作ミスによって作動してしまうことがあります。

例えば、両方のスティックをグリングリンと回転させたり、無意識にスティックを動かしてしまったり。

すると、プロペラの回転がなくなってアッという間に墜落します。もし100m上空にドローンがいたとしたら、恐ろしいものです。

2. プロペラに物が当たる

これはイメージしやすいのですが、プロペラは飛行する上で最重要です。

そのプロペラに、モノや障害物が当たれば当然バランスを崩して墜落します。

前述の動画でもありましたが、木にあたってしまう、枝や葉っぱにあたってしまう、電線にあたってしまう、などなど。

地面にたたきつけられて、その瞬間、機体は壊れてしまいます。

3. 雨や水に濡れる

ドローンは軽量化するために、モーターなどむき出し状態です。

モーター部が濡れれば、ショート起こしたり、プロペラの回転数を崩したりしますね。

例えば、モーターボートの水しぶきがドローンあたって墜落。滝のしぶきがかかるのも墜落のリスクがありますね。

墜落当然の行為ですが、雨の日に飛行させるのもNGです。

4. ローバッテリー飛行

飛行していくうちに、どんどんとバッテリーが無くなってきます。

飛行した距離に戻ってくるまでの残バッテリーがなくなって、途中で墜落も(可能性は低いですが)十分にありえます。

5. 自動帰還の途中で障害物に衝突する

リモートコントローラと本体の電波が切れたり、ボタンを押せば、自動飛行で出発点に戻る機能が付いています。

しかし、出発点に戻るときは飛行してきた軌道ではなく、一直線で戻ってきます。

gohome

つまり、通常は飛行しながら障害物を避けながら飛行できますが、自動帰還が作動した時には、出発点にまっすぐ戻ってきます。

障害物よりも高高度で帰還する設定にするなど、周りの障害物や飛行ルート把握する必要があります。

6. 停止距離

ドローンをスピードを出して直進した場合、急にストップすることはありません。

これはクルマと同じ原理ですが、例えば時速100kmのスピードでブレーキをしても、慣性の法則で数十m走ってしまうのと同じです。

ドローンを速く飛ばせば飛ばすほど、停止距離はどんどんと伸びていきます。

7. 室内飛行

一般的にドローンはGPSを掴んで安定的な飛行を実現しています。

室内に入ってしまうと、GPSが切れて一気に不安定な飛行になります(機種によって補助する機能はありますが)。

GPSが入らない室内の場合には、操縦者の技術が大きく左右するため、通常よりも事故の可能性が高まります。

8. 信号損失

ドローンとリモートコントローラは電波によって操縦をおこなっています。

その電波干渉も大きな影響を及ぼします。

電力線、磁場の強い場所、ラジオアンテナ、携帯電話の基地局などなど。特にオフィス街のような電波が入り混じっている場所では、信号損失する可能性が高くなります。

9. バック飛行

ドローンならではの映像が撮れる「バック飛行」ですが、これもまたリスクが高いです。

後ろに障害物があるのか、どのくらいの距離感があるのか、把握してしないと衝突して墜落します。

どのような環境なのかをスティックの動きはどうするのか、飛行する前にチェックが必要です。

10. 天候状況

ドローンが影響しやすいのは風です。

一定方向での風なら多少流されますが、機体のバランスを保ってくれます。

しかし四方八方から乱れるような風が、もし強く吹いた場合にはバランスを崩して墜落します。その時の天候状況を把握するチカラが必要ですし、「強風だから飛行させない」という判断力も必要です。

11. 機体整備

プロペラやモーターに異常があったまま飛行させた場合には、バランスを崩しやすくなります

プロペラが欠けている、長い間プロペラを変えていない(劣化)、プロペラの取り付けが甘い、モーターに砂が入っているなどなど。

また一度水没したドローンは、基盤がショートしている可能性があるため飛行NGです。精密機器ですからね。急に制御が効かなくなる可能性もあります。

etc. Phantom4の障害物回避機能があっても・・・

少し余談になりますが、Phantom4には前面に障害物回避センサーが付いています。

しかし小さい枝や電線はセンサーが見落とすこともあり、衝突を回避できません。また前面にしか付いていないため、横の飛行やバック飛行では障害物にあたるリスクは減りません。

操縦者によって墜落を回避できる

墜落する原因を列挙しましたが、実は操縦者によって墜落を回避できます。

上記の事柄を操縦者が知っているかどうかによって、ドローンの墜落の可能性も大きく減少します。逆に、知らない場合には、墜落の可能性が高いということです。

墜落して一度人的事故になってしまったら、ヤフーニュース掲載です。

「ドローンでの業務を依頼して・・・人為的な事故に繋がる墜落をしてしまった・・・」

というのは、クライアント側からは、やはり避けたいのは当然だと思います。

ドローンを墜落させない最大限の知識と安全対策を持ち合わせているのか、是非確認をしてみてください。

あとがき

何度も言いますが、ドローンは墜落するものです。

100%はありません。

どれだけ墜落を回避できるのか、それもまた操縦者の技術や知識次第だと思います。

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