ドローンが社会に受け入れるために、行動に起こすべき4つのこと。

ドローンが社会に受け入れるために、行動に起こすべき4つのこと。

こんにちは、ドローン操縦士の早川です。

昨今、ドローンに関わるニュースが増えてきました。防災関連や人命救助から、新しい技術まで、幅広いですね。

でも、その一方で実際には「まだドローンって見たことがない」という方も多くいらっしゃいます。

さらにドローンは明るい話題だけではなく、ブラックな話題も持ち込んできます。

この先、社会がドローンを受け入れるために、今からどうすればいいのか。自分自身がすべきこと、まとめました。

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まだまだ受け入れられない社会

「ドローン」と聞いて、真っ先に思いつくのは何でしょうか?

一般的には、2015年春に起きた首相官邸のドローン事件ですね。セシウムの砂を詰め込んだドローンが、首相官邸の屋根に墜落したというブラックな事件です。

日本人の誰もが「ドローンは悪だ」という雰囲気に飲み込まれました(実際にはドローンは何もしておらず、操縦者が悪なだけなのですが)

この事件をきっかけに、瞬く間に法改正。2015年12月に航空法が刷新され、無人航空機(ドローン)の規制が敷かれることに。

一連の流れでドローンに対する視線は、まだまだ冷たいものです。

ドローンに関わっていると業務上、撮影地や関連施設に許可等で連絡することがあります。

ドローン自体に好奇心があって歓迎される場所もありますが、実際には好意的に見てくれない撮影地や関連施設は多々あります。

「ドローンは一切禁止です」「まったく認めていません」と何も猶予がない、まさに門前払いです。

当然ながら撮影地や施設側で定められた条例や規則等で、すでに縛りがあるのなら仕方ないのですが、感情論で「NG!」と言われることもあるんですよね。

そう、ドローンと聞いただけで厄介者の扱いです。

しかし、これは仕方ないと思っています。なぜならドローンの印象がまだブラックだから。首相官邸の事件以降、日本人に植え付けられたブラックな印象は、そう簡単には消せません。

時間の経過とともに、やはりドローンの操縦する側が徐々に信頼回復に努めるしかないのです。

信頼回復に向けた行動とコンテンツ

では、どのようにすれば信頼回復に繋がるのか?

正直なところ、特効薬はありません。地道な活動が必要です。ドローンを操縦する者として、自分自身がすべきことをまとめます。(ここから先は、あまりビジネス要素ないです)

1.ドローンのクリアな情報

ドローンに関わる情報は、現状少ないと感じています。

一般的にデジタルカメラなら、どんな使い方でどんな原理なのかなどは周知されているのはご存知のこと。

しかしドローンとなると、謎めいてしまいますよね。「ドローンってなんだろう?」「どんな仕組みなんだろう?」と分からないことばかりです。

人間、分からないことは不安に感じます。

できる限りドローンの情報を広めていく、ドローンに触れる機会を増やしていく。それが不安解消にも繋がると考えています。

ドローンに近い位置にいる自分自身だからこそ、クリアな情報を発信するのは効率的であり、効果的です。

今現在はブログやニュースレターというカタチで情報発信をしていますが、今後も頻度を上げて情報発信を努めるべきですね。

2.ドローンへの親近感

情報という面で、ドローンに触れるというのは効率的ですが、親近感という面では深度は少ないです。

やはり実際に「ドローンを見た」「ドローンを操縦した」という一歩先まで進まないと親近感は生まれないものです。

ドローンに触れてみたら「ドローンって危険ではないもの」と理解できますし、逆に好意的に興味を持っていくれる場合がほとんです。

ドローンとの接点を増やす。接点が増えるほど、親近感が湧く。

私はドローン操縦ワークショップというカタチで、まだドローンを見たことや触ったことのない方との接点を作っていますが、これもまだまだですね。

1回あたりの人数が限られてしまい、機会は少ないと言えます。どうやって親近感をつくるのか、自分自身への課題です。

3.ドローンが活躍するニュース

「ドローンは悪だ」という印象を打ち消すには、逆の「ドローンは活躍する」という情報も効果的です。

例えば、医療の現場で活躍したり、人命救助で活躍したり。ドローンによってプラスに働いた事例に触れるニュースがあれば、「ドローンは役立つ」と印象も変わってくれるはずです。

しかし残念ながら、ドローンに関わる格段なニュースは日本にはありません。

今後、ドローンに関わるニュースに敏感になり、事細かにニュースを拾っていくのが努めだといえます。

ドローンの活躍するニュースを拾っては、ツイッター等で共有する。

「このひとのツイッターをフォローすれば、ドローンの情報を得られるよ」と思われるような情報発信者を目指したいです。

4.顧客やユーザーへの啓蒙

実は、これが一番重要なのではと感じています。

「ドローンで何ができるのか?」「ドローンでどんな飛行が許されているのか?」

この曖昧さが、危険を生み出すと言っても過言ではありません。

撮影のご依頼を頂くクライアントやドローンを始めたい初心者との会話では、時々ヒヤヒヤすることも…。

情報が少ないというのが原因ですが、「渋谷をブンブンとドローンを飛ばしていいんだよね!?」と言った完全に法律でアウトな話もしばしばあります。

正しい情報を伝える、何がOKで何がNGなのかの線引を明確にする。

これはやはりドローンに携わっている人間でしか、今現在はできないことです。

最悪なのは、ドローンを始めたひとが、正しい知識なしに人為的な事件を起こしてしまうこと。人を傷つけたり、悪質な事件に利用されたり。

この時点で「ドローンは悪」が再燃焼です。

これは肌感覚ですが、曖昧な知識のままドローンを利用する方が増加している気がします。

正しい知識で、正しくドローンを扱う。

事件が起こらないように、自分自身が一つひとつ啓蒙活動を課さないとです。

ドローンの未来を、今現在つくっている。

ドローンは2015年から一気に表舞台に登場しました。

そして航空法が改正されて、2016年は本格運用が開始された年とも言えます。しかし、まだまだベースができていません。知識の広がりも、制度も未完成です。

これからドローンが社会に受け入れるかどうか。

この2・3年でドローンの活躍や接点が増加して「ドローンっていいね!」となっていくのか、それとも事件が起きて「ドローンって悪だね!」となっていくのか、ドローンの未来をつくっていくのは、今とも言えますね。

ドローンに身近な存在として、4つのすべきことを継続し、ドローンの未来に少しでも好影響を生み出すように活動する。

いちドローン操縦者としての小さい声ですが、貢献できたら嬉しい限りです。

あとがき

ドローンとひとが良い関係になる未来を切り開くよう、地道に、愚直に動いていきますよ。

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