マイナスイメージが先行するドローン。新規産業には付きもの、徐々に文化を。

マイナスイメージが先行するドローン。新規産業には付きもの、徐々に文化を。

こんにちは、ドローン操縦士の早川です。

ドローンと聞いて一般の人はどう思うでしょうか?

ほとんどの人が思い浮かべるのはマイナスイメージ…。「空飛ぶ危ないやつね」「落下させて迷惑をかけるやつね」そのような印象を持っているのかと思います。

否定的とも言えるマイナスイメージは、新しい産業ではつきものです。

ドローンの可能性を閉じるのではなく、ドローンユーザーと社会が徐々に文化やマナーを作っていくのが必要不可欠なのではないでしょうか?

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日本でドローンのマイナスイメージをつくった事件

ドローンが一躍有名になったのは、2015年3月の「首相官邸にセシウム反応のドローン落下」です。

ただ単純に首相官邸の屋根にドローンが落下したのなら、「誰かのミスだ」と思ってくれそうですが、さらに問題を大きくさせたのが「セシウム反応のある福島の土」を搭載させていたことです。

これは見方によっては、テロ行為になってしまいます。

テロ行為に利用したのがドローンとなると、「ドローンは危険なものだ」と思うは仕方のない事です。誰だって同じようにドローンによって、化学兵器を散布されると簡単にイメージ出来てしまいますからね。

この瞬間から、日本ではドローン=危険なものと認識されることに。

もし仮にこの事件がなくても、どこかの誰かが落下させて「人に危害を及ぼす」というのはあったかもしれません。結局は、マイナスイメージが先行しまうのが性だったかもしれません。

新しい産業には壁があるのは仕方のないこと

今まで登場していない、新しいモノには否定的な意見はどうしても付きまとってしまいます

例えば、最近CMでも登場している車の自動ブレーキ。

今までブレーキは、人間の判断のもと、車の停止をおこなってきました。クルマが誕生したのが1769年。つまり約250年も続いていた常識です。

しかしコンピュータやカメラの高性能化によって、登場したのが自動ブレーキ。

事故を未然に防いで死傷者を減少させる、これは画期的な技術だと思います。今すぐにでも取り付けて事故を減らしたいところなのですが、ここで出てくるのが否定的な意見と法の整備です。

否定的な意見というのは、「誤作動が起きたら、運転手が危ない」「コンピュータに制御させると、何が起きるかわからない」などなど。

そして法の整備。ブレーキをコンピュータに任せるということ、何を持って自動ブレーキにするかの定義、安全性の基準などなど。

新しいモノには、いくつもの壁が出てくるのは仕方のない事です。

大きな可能性を秘めているドローンも、大きな壁をどう乗り越えるか

ドローンも否定的なマイナスイメージはつきまとっている最中です。

「ドローンを飛行したいのですが…」と話を持って行っても、頭ごなしに「ドローンは禁止です」と言われることが結構あります

これは危険なものだから避けたい、面倒なことに巻き込まれたくない、という人間の心理的な壁が生まれていると思うのですが、前述のとおり、マイナスイメージがつきまとっているので必然です。

しかし社会全体で「ドローン全て禁止」という流れになってしまったら、それこそドローン産業の可能性を閉じてしまいます。

まずは法の整備という点で、2015年に航空法改正がおこなわれました。つまり、ルールができたのです。

ここで大切なのは、ドローンを飛行する人も飛行を許可する人も、ルールを理解してルールの範囲内でドローンを飛行することです。

まだルールの浸透化は進んでいません。例えばユーザーが許可を求める時に、ルールを広めていく作業もでてきます。その逆で、許可する側からユーザーへの是正も出てくると思います。

双方がお互いに認識した上で、マナーを守ってドローンを活用していく。

その前向きな文化を、地道に作り上げていくのが、これからのドローンだと感じています。

ドローンは災害救助にも活用できますし、火山研究にも活用できます。その他にも離島の運搬など、可能性は無限大です。

一歩一歩ドローンの理解から、徐々に文化が形成されるよう、特にユーザーは努力が必要だと思うわけです。

あとがき

いつかドローンが人間社会に深く関わっている、そのような未来をつくるために自分自身も努力していきますね。

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