ドローン(Phantom)着陸失敗しないためには、ハンドキャッチがベター。

ドローン(Phantom)着陸失敗しないためには、ハンドキャッチがベター。

こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。

ドローンは空を飛ぶので、当然ながら離陸→着陸の作業があります。

離陸は地面においてそのまま飛ばせばいいのですが、ちょっと問題なのが着陸です。

機体が不安定な状態からの着陸はトラブルが起きがち。そこで、何パターンか試したところ、やっぱりハンドキャッチがベターでした。

ドローン着陸時の不安事項

前述しましたが、離陸よりも着陸のほうがトラブルになりやすいです。

飛行機の離陸・着陸をイメージすると分かりやすいかもしれませんね。離陸の時にはフワッと飛んで行くだけですが、いざ着陸となるとふらふらしたり、タイヤがバラバラに地面についたり・・・不安定になりますよね。

ドローンもなんとなく同じような不安が着陸にあります。簡単に列挙してみると

機体が安定しない

空中に飛んでいるわけですから、フラフラしちゃいます。まして風が吹いていると、何cmかは必ず上下左右に動いてしまいますね。

砂埃やゴミが舞い上がる

勢い良くプロペラが回っているため、地面近くになると風が舞い上がります。地面が砂だった場合には、砂埃が舞い上がりますし、芝生だったら枯れ草が飛び回ります。

不安なのが、そんなゴミがモーターに入らないかどうかということ。砂埃が極度にモーターに入った場合には、異常が起きやすくなります。

地面が平らではないと倒れる

一度経験があるのですが(笑)、地面が平らではない場所で着陸をすると、着陸直後にポトンっと横倒れします。それは当たり前ですね、「このくらいだったら大丈夫かな」と過信するのは良くなかったです。

プロペラが回っていたら、プロペラに傷がつきますし、機体にもダメージが有るかもしれません。

着陸にはハンドキャッチ

というわけで、何パターンか着陸方法を検討した結果、(他の人も実践している)ハンドキャッチがベターでした。

上の写真のように、

  1. 上空1.5mの高さでホバリングする
  2. 片手でリモートコントローラを操作準備をする
  3. もう片手で機体の足をキャッチする
  4. リモートコントローラでプロペラ回転を止める

このような手順で離陸時にハンドキャッチするのが、前述した3つの不安事項を難なく解消してくれます。

ただし注意点が2つ。

プロペラがけたたましい音を鳴らして回っているので、当然ですがプロペラの回転に手を巻き込まれないように。当たったら相当痛そうです。(試したくもありません)

リモートコントローラで停止の操作を確実に行えるように。片手でキャッチしたものの、どう停止すればいいのか分からずにアタフタするのはカッコ悪いですね。

Phantom3・4シリーズならバッテリー側をキャッチ

ここからは細かい話になってしまいますが、Phantomシリーズならバッテリー側の足を捕まえると負担が無さそうです。

キャッチする場所

この細い足で機体の重量を支えているのですが、キャッチとなると捕まえられるのは1本。ということは全ての重量が1本の足にかかるわけです。

ポキっと足を折らないためにも赤枠の

  • バッテリーの重みが若干あるバッテリー側(後方)の足をキャッチする
  • 期待にできるだけ近い、根本をキャッチする

のがオススメです。

ただしプロペラに近くなるので、出来るだけドローンを頭の位置の高さでキープさせると、さらにキャッチしやすくなります。

あとがき

あんまり推奨された着陸方法ではありません。

ドローンの操作に充分に慣れてからチャレンジしてみてくださいね。

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