こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。
DJIから告知のあった「ドローン クリエイティブセミナー ~DJIがもたらす映像クリエイティブの未来~」に参加しました。
日時と場所は、2016年6月5日(日)@表参道ヒルズです。ショートショートフィルムフェスティバルの1プログラムでおこなわれました。
⇒参考:ドローン クリエイティブセミナー ~DJIがもたらす映像クリエイティブの未来~
ものすごくザックリなのですが、どのような内容?所感は?という現場感をお伝えします。
このページに書いてあること
ドローンクリエイティブセミナーとは?
今回はショートショートという5~10分の映像制作に携わる人達向けのフェスティバルです。
その中の1プログラムとして開催されたのが、DJI主催のドローンクリエイティブセミナー。
簡単に言うと、「ショートショートを作っている映像クリエイターに、ドローンの映像を取り入れると世界観が広がるよ。クリエイティブが上がるよ」というものです。
このプログラムの中での大きな進行は以下のとおりです。
- DJI Japan 代表によるドローンの紹介
- ゲスト(LiLiCoさん、別所哲也さん)のトークショー
- DJI Japan 制作の2・3分の作品上映
- 作品撮影の裏話
- 質疑応答
ドローンを中心とした2時間弱の内容です。この中でのメインとなるのは、ゲストとのトークセッションでしたね。
「ドローンって可能性が広がるね」のトークセッション
DJI Japanの代表を含め、ゲストとトークをおこなっていくのですが、一言でまとめると「ドローンの可能性は凄いよね!」です。
LiLiCoさんはドローンを見たのが初めてだったので、「ドローンって凄い!」「ドローンってカッコイイ!」と興奮気味。
ドローンを利用してこんなことが出来るんじゃないのか・・・、ドローンてどこまでできるのか・・・という利用方法の話がメインに。
一例として、LiLiCoさんのプロレスの登場シーンでドローンを使って映像演出したい、とのこと。いろんなアイディアがポンポンと出てくるあたり、さすが映画コメンテーターです。会場を沸かせるのも得意ですね。
全体的に「こうすれば、もっとクリエイティブになる」という話ではなく、「ドローンでいろんな映像ができそう!可能性がたくさんある!」と夢を語るような内容でした。
基本的に、映像クリエイターが集まる場だったので、「制作している映像案件でドローンを使ってみましょうよ」という紹介的な要素があるのは、仕方のないところですね。
会場にいた時に感じた所感と記憶に残ったこと
ドローンを身近にしていこう、という雰囲気を持った内容で個人的には嬉しかったですね。もっとドローンが身近になるのを望んでいますので。
全体的に、楽しく話を聞けたので満足感はあるのですが、しいて言えば、ちょっとタイトルと内容が合っていなかったかなぁ~という点です。
今回の主タイトルは、「ドローン クリエイティブセミナー」というものです。
実際には、セミナーというよりかは「ドローンの可能性」という話が主眼点でした。ドローンを広く浅く取り上げて、まずはドローンを使ってみましょうよ、という感じです。
個人的には、
- ドローンの映像でこんな利用方法をするとクリエイティブ度が上がる
- 作り手だけではなく、受け手に与える印象はこんなに変わる
- ドローンを使ったショートショート映像と、使わなかった映像はここまで差が出る
と言ったドローンを利用時のクリエイティブな点を抑えて頂けると、より具体性が出てクリエイターはワクワクしただろうなぁ~と。
これは自分自身が元々クリエイターなので、そんな視点で見ちゃうのもありますが・・・。とは言っても、まだまだドローンの認知が度が小さい今の時期的にも、まずは「ドローンに触れてみましょう」という方が普及という点で良かったかもしれませんね。
記憶に残ったこと
ここからは雑記です。そーなんだ!という話を箇条書きで綴っていきますね。
- DJI Japan の企業として抱えているパイロットは1人
- DJI Japan の映像制作チームは3~4人
- DJI の世界各拠点での制作チームは30~40人くらい(?)
- ドローンでの死亡事故はゼロ。飛行時間を考えるとセスナよりも安全
- 2012年からハリウッド映画の空撮にドローンは利用されている(参照)
- ドローンをもっと小型化していく
- 映画など特殊な撮影が必要な専用機も増えていく
- 日本市場はラジコン文化がありユーザーの抵抗感は少ないが、面白みがないとウケが悪い
- LiLiCoさんはドローンを使いたがっている
ふんわりとした感じですが、今後市場拡大すればDJI JAPANのスタッフも増えていくだろうなと。
あとがき
ショートショートのワンシーンをドローンで撮影する、そのようなことも手軽というのが広まっていくといいですね。