こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川です。
DJIの製品(ドローンのPhantomやMAVIC)で修理するのはどうすればいいの…?
と悩む人が多いと思います。
この記事書いた当初は「DJI 修理」「Phantom 修理」「MAVIC 修理」と検索しても、シックリする情報がありませんでした。
そこで今回の記事は…
- DJI製品の修理依頼するのはどこなのか?
- 修理するためにかかる費用や発送はどうするのか?
- 今後DJI商品を買う場合にはどうすれば修理費用が安くなるのか?
この3点を中心に記載していきますね。
そして、私自身もDJIドローンを実際に修理依頼に出したことがあるので、そのフローと感想も書きますね。
この記事でまるっと解決です。
このページに書いてあること
DJI製品(Phantom・MAVIC)の修理依頼先は?
「ドローンのPhantomが調子悪い…」「墜落してしまって故障した…」などなど
どんな商品でも利用していたら何かしらの故障やアクシデントはあるはずです。
そんな時に真っ先に考えるのは「修理」。
修理すれば直る可能性がありますし、点検として専門家にチェックしてもらうと安心もします。しかし、ドローンは精密機械、自分では修理できませんよね。
「どこで修理をすればいいのか分からない。ホームページを検索してもハッキリしない」と悩んでいる方が多いはず。
そんな方に覚えておきたいのが、修理依頼先はDJIアフターサービスセンターです。
Phantomを購入した販売店やドローン専門店の修理部門など、様々な場所で修理を行える可能性があります。
しかし、餅屋は餅屋。
メーカーに直接修理依頼を出したほうが、圧倒的な安心感を得られます。もう一度いいますね、「DJIアフターサービスセンター」に修理依頼を出しましょう!
DJIアフターサービスセンターのメリットとデメリット
ご存知の通りDJIはグローバル展開している中国企業です。
この1行を読んでしまうと「サポートって悪いんじゃないの」と勘ぐってしまいますよね。それは当然です。私も思っていました(笑。
しかし実際にアフターサービスセンターとやりとりをしていると、どんどんと湧き出てくる安心感。
個々の修理状況や混雑度によって変わる場合がありますが、個人的に抱いた印象を紹介します。
メリット:点検費用が安い
ドローンは精密機器です。修理するとなると、原因を探すために密な点検が必要です。
すると当然なのですが、人件費がかかってしまうため「点検費用」という名目で、依頼者側から料金を支払わなければなりません。
私が修理依頼を出したPhantomは点検費用は1万円でした。(1万円なら払ってもいいかな?と思える金額ですよね。)
ドローン販売店に依頼をすると1万5000円~2万円ほどが相場のようです。
メリット:確実に修理ができる
これはメーカーだからの強みですが、中途半端な状態での修理にはならず、結果の出る修理になります。
「なんのことか?」と思ってしまうかもしれませんが、販売店に修理を依頼した場合、販売店でチェックをして自社で修理ができない場合にはメーカーであるDJIに再委託するフローがあります。
もちろん販売店で修理が可能になる場合もありますが、「修理依頼→販売店→DJI」とスライドしてしまうと時間がかかる一方です。
それならいきなりDJIで修理してもらったほうがスマートだと人間は思ってしまいませんか?
メリット:納期が早い
これは驚いたことですが、納期が早いです。
一部のサイトには、「メーカー修理だと1ヶ月かかる」と記載がありましたが、いやいや点検で3・4営業日、修理で3・4営業日です。
実質的に1~2週間で手元に戻ってくる納期ですね。
混雑状況にもよりますが、作業レベルを考えるともっとかかってもおかしくないですが、たぶんアフターササービスセンターのスタッフの方の頑張りでしょうか。大変ありがたいです。
ちなみに、日本(神戸)で修理は完結します。
デメリット:連絡方法はオンラインのみ
外国的なシステムですが、オンラインのみの対応です。
電話もFAXもありません。とにかくオンラインのみで、修理のやり取りを進めていきます。
「電話で聞きたい、解決したい」と考える方にとってはデメリットになりそうですね。しかし、サポートを電話で受けてしまうと人件費という点で莫大なコスト増に繋がります。
確実に相手に伝え、記録が残るメーのほうが利便性があるので、修理依頼者にとって若干不便かもしれませんが、DJIに協力しべき点かもしれませんね。
ちなみにレスポンスは想像以上に早いです。本当にありがたいです。
Phantom・MAVICの修理に出すフローは?
「DJIに依頼するにはどうすればいいの?」と思ってしまうかもしれませんが、実に簡単です。
DJIアフターサービスセンターのWEBサイトからオンライン申込をおこないます。
- DJIアフターサービスセンターにオンライン修理申込をする
- 宅配便でPhantomやMAVICを送る
- 修理見積もりの金額の連絡が来て、料金を振込と修理スタートです
以上の3ステップで終了です。
STEP01. DJIアフターサービスセンターにオンライン修理申込をする
まずは、DJIアフターサービスセンターより、オンライン修理依頼をします。
修理申込に必要なのが、まずはシリアル番号。ドローン本体に英数字で記載のあるものですね。
あとは故障の詳細情報。
経過を含めて事細かに書いたほうが、修理する側(サポート側)も理解がスムーズです。
STEP02. 宅配便でPhantomやMAVICを送る
指定された発送場所へ、コンビニなどで宅配便で発送します。
バッテリーを含む場合は、備考欄に「バッテリー含む」と記載しましょう。バッテリーは空路を使えないため、陸路での輸送になります。
あと、もちろん往復の送料も自分持ちです。
STEP03. 点検費+修理費の見積もりが到着して、振込入金をする
どこが壊れているのか、どこを修理しなければならないのかなど、原因調査のために「点検費用」がかかります。これは修理の有無に関係なく費用発生します。
これは精密機器なので仕方ないですね。
各機種によって点検費用が定められています。
ドローンの場合だと1万円~1万5000円くらいですね。詳細は上にあるリンクからPDFでチェックできます。
また点検費用とは別に修理費用の見積もりがきます。
これで修理する場合は、点検費用+修理費を指定先に振込入金をすれば、修理開始になります。
また「やっぱり修理しなくてもいい」となった場合は、点検費用を入金すれば、送ったドローンを送り返してもらえます。
STEP04. 修理開始&返送
おおまかに入金確認後、5~10営業日で修理完了して、返送となります。
オンラインがわからない場合は…
オンラインでうまくできない場合は、カスタマーセンターにメールで連絡してみましょう。
DJI Japan
Mon-Fri 9:30 AM – 6:00 PM (GMT+9)
support.jp@dji.com
メールの送り方もマナーが必要です。書くべき内容は、しっかり書かないとです。
メールに記載する内容は
どんなメールを送ればいいのか心配ですよね。
- 購入先(店舗名)
- 氏名
- 製品名
- 製品購入受取日(到着日)
- 症状
特に症状に関しては、経過を含めて事細かに書いたり、写真を撮ったりすると、受け取る側(サポート側)も理解がスムーズです。
メールという情報が限られている分、きちんと伝えるということもサポート依頼者は必要ですよね。
何度も言うようにメールのみの連絡方法です。メールがなれない方は、得意な知り合いの方にお願いしましょう。
次回、DJI製品(PhantomやMAVIC)を購入するなら
DJIのサポートを手厚く受けるのなら、間違いなくDJIストアで購入したほうが早くて確実です。
私の場合はDJIストアのみで購入しています。
その理由は下の記事に記載してますので、ご参考くださいね。
⇒参考:どこでDJIのドローンを購入する?最低価格で着実なサポートを受ける販売店は?
さらにDJIストアでドローンを購入する際に「DJI CARE REFRESH」を同時加入すれば、
- 2回のリフレッシュ交換(1年間)
- 衝突や水没などにより故障が発生した際、少額の追加料金をお支払すると新品もしくは新品同等の製品へ交換
- DJI製品の専門スタッフによるサポートを優先的に提供
というVIP待遇を受けられます。これは覚えておきたいですね。
次回以降にドローンを購入するのなら…
をするのがベストな選択です。
あとがき
ドローン(PhantomやMAVIC)は消耗品です。
もしもの時のために点検や修理はしっかりとおこなっておきたいですね。