こんにちは、ドローンカメラマンの早川です。
ドローンでの撮影を行なう際に、当然ながら天候は大きく左右されます。
雨が降れば飛行NGですし、強風になれば飛行NGです。
とあるキッカケで「空に雲一つない天気」でのドローン撮影に挑んでいました。
今日は、ちょっとした天気とドローンのコラムです。
空に雲ひとつない天気
前述のとおり、ドローンは思いっ切り天候に左右されます。
どんなに天気が良くても強風なら飛行NGです。逆に、雨天ならそもそも飛行NGです。
そんな天候に激弱いドローンですが、2ヶ月前に雲1つない晴天のドローン撮影に挑んでいました。
ちょうど7月というと、梅雨が終わりかけた頃。これから真夏に向かっていく時期ですね。
「きっとどこかで、雲がひとつもない状態の晴天が来るだろう」そう願っていました。
しかし、1週間が過ぎ、2週間が過ぎ、3週間が過ぎ・・・。
窓の真横にあるパソコンデスクでパチパチと作業を行っているのですが、一度足りともその晴天が現れないのです。
結論からいうと、雲ひとつない晴天は待てずにドローン撮影はおこなってしまいました。
というわけで、すでに雲ひとつない状態は求めてないのですが、定点観測から約8週間、ついに来ました!
台風一過で、どこを見渡しても雲がない青天
まさに本日(8月31日)、東京で360度を見渡してもどこにも雲がないのです。
すべてが空の青い色。
デジカメ写真で撮ってみたのですが、もはや青のグラデーションのパターンとしか思えない空です。
台風がすべての雲を掃除機のように吸い込み巻き込んで、見事な空を作ってくれました。
まさに台風一過の後の晴天です。
「ドローンの絶好の撮影日!」と思いきや、ここで落ちなのですが、風速7~8mの強風です。ドローン飛べません。
さすが台風。
台風一過といえど、まだまだ風という形で存在感を出してくれます。
この夏、初めての雲一つない晴天でしたが、非常に残念です。
そもそも雲があったとしても晴れはあるのか?
今の時代、ネットというのは便利です。
過去の天気も調べようとしたら、すぐに答えを教えてくれます。大変ありがたいですね。
2016年8月の東京の天気をバリッと一覧で見てみましょう。
夏の季節なので「晴れが多かったかなぁ」というイメージだと思うのですが、数を数えてみるとビックリです。
12時での晴れの回数は14回です(本日31日含む)。
31日間もあったにも関わらず、14回とは夏らしさが無くてなんだか寂しいですね。(ちなみに7月は6回/31日間)
ここでドローンが飛行できるかどうかを考えると、風の影響もあるので、マイナス2・3回はNGになるかもしれません。
これは厳しい!
ただ、午前・午後を含めれば、全体的な晴れマークは増えて、ホッと胸を撫で下ろしますね。多少雲があったとしても撮影はできますし、逆に雲があるとメリットになることもありますし。
天気とにらめっこしつつ、空を眺めつつ・・・というのがドローン操縦士の日課の一つです。
あとがき
もちろん台風が来て欲しいとも思っていませんよ。
台風が来れば、人的被害や作物被害など悪影響は逃れられません。
このような雲1つない空が台風以外で再び現れてくれれば、空を見上げた人のココロもすっきりと晴れてくれるのではないかと願うばかりです。