こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。
これからの季節、クリスマスや正月などイベント事が多くなりますよね?
「何かサプライズはできないかな?」と思っている時に、ドローンを利用するのも1つの案です。
まだ日本ではメジャーではないサプライズで効果抜群。海外での事例から、実際にどうやってドローンを利用するのかの考察です。
誕生日やイベント事に、検討してみるのはいかがでしょうか?
このページに書いてあること
海外事例:チャン・ツィイーのプロポーズ
映画が好きな方ならチャン・ツィイーと聞いて、すぐに「あ、懐かしい!」と分かるかもしれませんね。
個人的にハマった「初恋のきた道」から話題になり、グリーン・ディスティニーやLOVERS・SAYURIなど数多くの映画に出演している中国人女優です。(今現在は育児中なので、あまり見かけませんね)
そんなチャン・ツィイーですが、2年前の誕生日パーティーで、かねてから交際していたロック歌手「ワン・フォン」さんからのプロポーズを受けたときの話。
プロポーズの時に、ドローンが指輪を運んでくるというサプライズがありました。
なんとも粋なサプライズですよね。
なぜドローンなのかは理由は後付でいいと思うのですが、斬新さという点では、大きなサプライズになるはずです。
ちなみにこの時に使用されているのは、Phantom3 スタンダードですね。
日本なら、どのドローンを使用する?
では、どうやって日本で実現するのか?というのが、今回のブログです。
日本には、航空法によりドローンの規制があります。それに反すると違反になってしまうため、ルールの範囲内で実行しなければなりません。
屋内・屋外に切り分けて最善手段を考えてみます。
屋内&操縦経験者の場合
例えば、天井の広い場所なら、チャン・ツィイーのプロポーズに使用されたPhantomシリーズもOKです。
日本の航空法では、屋内では規制対象となっていません。つまり、誰でも飛行可能なのです。
上の写真のように、遠くからPhantomに指輪を引っ掛けて運んでくる・・・というのも全然大丈夫。チャン・ツィイーのような驚きの表情も間違いなしです(笑。
しかし、注意点が2つ。
1つ目は、Phantomはプロペラが高速回転しており、凶器になりかねないドローンです。室内飛行の場合は安定性も欠けるため、それなりの操縦者の経験が必要不可欠です。
2つ目は、飛行音です。飛行しているときには、相当量な飛行音がします。たぶん室内に響き渡るくらいですね。雰囲気を大切にしたいという場合には、音は気になるかもしれません。
屋内&操縦未経験者の場合
ドローン操縦がそこまで経験がない・・・という場合には、トイドローンをオススメします。
具体的には、ややパワーのある下のトイドローンです。
トイドローンなら、人にあたっても大きな事故にはなりませんし、飛行音の問題もPhantomよりは全然マシです。
実際に飛行しているレビュー動画があるので、音を含めて確認してみてください。
https://www.drone-enterprise.com/blog/6277
トイドローンなので、そこまで重たいものを持ち上げられませんが、指輪やネックレス、そのケースくらいは運んでいけます。
屋外の場合
屋外になると200g以上のドローンは航空法の規制対象になります。
規制を外すために申請等ありますが、一般的には技量や時間のハードルが高く、困難です。
そこで利用するのが、上で紹介しているトイドローンです。200g未満のドローンなので、規制対象となっておらず、誰でも屋外で飛行可。
ただし、第三者の多いような場所や公園等はマナーとしてNGなので気をつけてくださいね。あとは風に流されやすいので、ドローン&プレゼントの両方を無くさないように!
サプライズの演出を考えてみる
ここからは勝手な演出プランを書いちゃいます。
場所は都内のレストラン。ちょっと広めのガーデンがあるような場所ですね。
ご飯を食べた後に、外の庭へ・・・。
その間に協力者がトイドローンを上空(20mくらい)に飛行。合図とともに、トイドローンがゆっくりと頭上から降りてくる。
ちょうど真上から、スーッと降りてくるイメージですね。
トイドローンをキャッチして、引っ掛けていたプレゼントを手渡す。END。
協力者の操縦が難しくなりますが、夜でもこの方法はできるので神秘的な演出になると思います。
もっとカッコよくするのなら、自分自身でトイドローンを操縦して、手元まで持ってくるというのもアリですね。
ポケットからスッとリモコンを取り出して、トイドローンを起動させて飛行。自分の真上で降ろしていく。
多少の操縦技術は必要ですが、これが出来るとカッコイイですねぇ。
あとがき
ドローンも使い方ひとつで、サプライズのツールにもなります。
幸いなことに200g未満のドローンなら、比較的だれでも操縦および飛行させられます。
プランを練った上で、ドローン操縦練習をして、リハーサルをする。もちろん、安全はしっかりと配慮で。
またこうしたプラン実行を目標に、ドローン操縦を頑張っていくのも、ひとつのやりがいに繋がりそうですね。