こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。
「ドローンで遊んでみたいなぁ」「高額なのは買えないから、家の中だけでも楽しみたいなぁ」
そんなドローンに興味がある方がたくさんいらっしゃると思います。
しかし、ネット上ではいろんな情報があり、Amazonで調べてみると商品がたくさん。どれを選んでいいのか分からないですよね。
そのようなお悩みの方に、ドローンを5000円以下で楽しむための6つの手順を紹介します。
このページに書いてあること
いきなりドローンに十数万円も払えない
ドローンはホビー用途でも徐々に広がっていき、ドローン自体の能力も高まっています。
それと同時に、空撮用のドローンは一般人の趣味としては高価であることは間違いありません。
1機あたりトータル20万円前後かかり、保険費用等を考えると「趣味で遊びたい」と思って払える金額ではないですよね。
また、そのような高価なドローンを衝突・墜落させてしまって壊してしまう恐れもあります。
楽しめるかどうか分からないのに、ドローン購入で十数万円を支払うのは、清水の舞台から飛び降りるようなもの。
躊躇するのは当然です。
「まずは楽しみたい」と思うならトイドローンから。
「実際にドローンってどうなんだろう?」「操縦って難しいのかな?」そんなことを考えますよね。
そのような方にオススメしたいのがトイドローンです。(※トイドローンとはおもちゃのドローン)
「まずは楽しみたい」という方には、メリットがたくさんあるのです。
メリット1 : とにかく安い。Amazonで数千円で購入可。
まず圧倒的なメリットはドローン本体の安さです。
この項目の後に、具体的なオススメドローンをご紹介しますが、3000円~4000円で1機を購入できます。
数千円のレベルなら、そこまでの強い決意も必要もありません。「失敗してもいいや」のレベルで、サラッと購入できますよね。
メリット2 : 壊しても心が痛まない
金額が金額なので、たとえば操縦が上手くいかなくて衝突をさせたとしても、一瞬で十数万円がなくなるような悲しい想いはありません。
むしろトイドローンは、結構タフなドローンなので、多少の衝突や墜落でもビクともしませんよ。
そう、安心して操縦ができるのもトイドローンのメリットです。
メリット3 : 部屋の中で好きな時間に遊べる
十数万円のドローンは、大きいため室内で飛行させるのは現実的に不可能です。
日本の部屋は、どこもコンパクトサイズ。
トイドローンは手のひらサイズなので、例えば6畳の室内でも充分に飛行が可能です。もちろん外が雨だとしても、風が強くても、室内ならいつでも飛行できます。
メリット4 : 航空法の対象外だから安心
トイドローンは重量が200g未満のため、日本の法律、つまり航空法の対象ではありません。
航空法は、人口集中地区という民家の多い都市部などでドローン飛行を厳しく禁止しています。もちろん法律に違反すると違反行為として罰金刑に科せられます。
トイドローンはドローン規制の対象外のため、法律(航空法)を気にせずに安心して飛行できるのもメリットです。※ただし国の重要機関や行政が禁止している場合は飛行不可です
メリット5 : 操縦の経験を積める
まずはトイドローンで実際の飛行をしてみた上で、ドローンの操縦に慣れられるのもメリットです。
どのような動きになるのか、どのような飛行ができるのか、トイドローンで気兼ねなくチェックが可能です。
トイドローンで楽しんだ上で「もっとやってみたい」という場合には、上のステップに踏みやすくなりますよ。
メリット6 : 飽きても損失が少ない
もし十数万円のドローンを購入した後に飽きてしまったらゾッとします。
まずは数千円で購入できるトイドローンで遊んでみて、飽きる or 飽きないを見定めるのもいいですよね。
まずはココから!5000円でドローンを楽しむ6つの手順
「よし、試しにやってみよう!」そう思って頂けたでしょうか?
それでは、ここからはドローンを楽しむための段取りをご紹介しますね。
ちなみに、この手順に関しては、今まで「初心者向けドローン操縦のレッスン」をおこなって、全く初心者の数十人の方を見てきた実体験の中で、”これなら5000円以下で楽しめるのでは!”と考えた手順です。
step1. Amazonでトイドローンを購入する
ドローンを購入しなければスタートできませんね。
しかし「どれを購入すればいいの?」と疑問に思うはずです。ここからは今までの数多くの経験から、バシッとオススメしたいです。
結論から言えば、手のひらドローンを購入しましょう。
できる限り、5000円以下で収めたいので、たった1つをオススメするならコレです。
4000円弱で購入できる、メチャクチャコスパの高いトイドローンです。(知り合いの何人も購入しています)
このトイドローンは手のひらサイズなので、家のリビングのスペースでも飛行できるのが特徴です。
逆に、1万円前後で販売しているトイドローンはやや大きめ。室内で飛行するにはやや窮屈です。
今回はお試し&室内と考えたら、この手のひらドローンがベストバイですね。
step2. 予備バッテリーを購入する
合わせて購入したいのが、予備バッテリーです。
トイドローンの1回あたりの飛行時間は、約7~10分です。実際に飛行させてみると楽しくて「え!もうバッテリー切れ?」と時間が経つのが早く感じるものです。
またバッテリーの充電時間も、1回あたり1時間半はかかります。
「何度も飛行させたい」と誰もが思うこと。(ほとんどの初心者の方が同じことを言うんですよ)
そこで本体と一緒に予備バッテリーを購入する方が手間が少なくてオススメです。
step3. 単4電池を用意する
リモコンには、単4電池が3つ必要です。
マンガン電池でもアルカリ電池でも問題ありません。ご自宅にあれば、それを使用できますし、もし無ければついでに購入すると一式揃います。
step4. 到着!説明書を読む
このトイドローンには日本語マニュアルが付いています。
ちょっと片言なのですが、全然理解できるレベルなので安心してくださいね。
リモコンの動かし方、バッテリーの充電方法、リモコンとドローンをリンクする方法など記載があります。まずはしっかり読んでおきましょう。
ちなみに、このトイドローンのリモコンはモード2に設定されています。
どう動くのかは、こちらを参考していただいても大丈夫です。
step5. 室内で飛行させる
室内で飛行させる時のポイントは3つです
- リモコンはゆっくり・小さく動かす
- 大きな動きをしようとしない。
- 高度10cmくらいが安定飛行する
いきなりブンブンと飛行するのは、誰だって困難です。逆にそこまで簡単だったら、すぐに飽きちゃいますよね。
リモコンのスティックは、小さくゆっくり動かさないと、天井や壁にすぐに激突します(笑。
リモコンを大きく動かせば、大きく動きます。もう一度言いますが、ゆっくりと小さく動かしましょう。
またほんの少しの上昇(高度10cm)にしておくと、安定的にホバリングをしてくれます(地面効果)。プロペラの風で地面を蹴ってくれているのでスーッと横移動が簡単です。
まずは、この3つを守ることが大切です。
step6. 屋外で飛行させる
室内飛行で慣れてきましたか?自分自身の目線の高さでホバリングが1分くらいできるくらいがイイですね。そうしたら、屋外にチャレンジしてみましょう。
ただし注意点は2つ。
1つ目が私有地で飛行することです。自分の家の庭だったり駐車場だったり。他人の土地で飛行していると怒られるリスクがありますよ。
2つ目は無風の状態に飛行することです。トイドローンは重量がない分、風に流されやすいです。風が吹いているとコントロール不能に陥って、気に引っ掛けることもしばしば。それは悲しいですよね。
自分自身(操縦者)から約30mくらいの範囲でブンブンと飛行させてみましょう。
安いトイドローンだけでも充分に遊べる
ちょっとこの動画をみていただけますか?
私が手のひらドローンで遊んでいるレビュー動画です。
小さいスペースでも、旋回をしたり、ゆっくりと飛び回ったり、ホバリングをしたり…。
十数万円のドローンを購入しなくても、わずが数千円のトイドローンでも充分に遊べるのです。しかも、室内ならちょっと空いた時間に、パッと操縦ができる。
「これなら手軽でいいなぁ~」
考えるよりも、実際にやってみるとドローンの操縦の楽しさが見えてくると思います。
まずは数千円のトイドローンでブンブンと遊んでいく。そうするとドローンの「まずはココから!」を体験できると思います。
もし慣れてきたら、もう少し大きめな1万円のトイドローンを購入するなどステップを踏んでいくと、楽しさも増えてきますよ。
あとがき
すべてコミコミで5000円で遊べるなんて、楽しい時代ですね。
やっぱり空中を飛び回るのは昔から持っている憧れですし、時にはストレス解消でドローン操縦もいいですよ。