通報する!?桜をドローンで撮っている迷惑者の対処法。

通報する!?桜をドローンで撮っている迷惑者の対処法。

こんにちは、ドローンカメラマンの早川です。

長い冬を乗り越えて、4月は桜の季節。

色鮮やかな花びらは、見るものを魅了させますよね。

しかし、桜をドローンで撮影しようとする迷惑者が湧いて出てくる季節でもあります。

知識もない、マナーもない、許可もない。

そんな無謀で迷惑な人は、花見をしている方々にとっては危険人物と言っても過言ではありません。

今回は、花見を楽しみたいと思う一般人目線で、厄介なドローン迷惑者をどう対応すればいいのかの対処法をお伝えします。

あなたの安全を守るために、ぜひ実行してみてください。きっとあたふたすると思います。

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桜を撮りたい気持ちは分かるけど、場合によっては危険行為

ドローンを手に入れたから「桜を撮ってみたい」と思う気持ちは重々理解できます。

今までにない桜の姿を見れますし、1年間で数日のレアな被対象物ですし、誰よりも先に自慢をしたいという欲求も出てきますし。

それに2017年4月6日の朝のテレビ番組で、ドローンパイロット請川さんが桜を撮影。「おれもやりたい!」と喚起されちゃう人が多くいるんじゃないのかなぁ~と危惧しました。

しかし、残念ながら桜の撮影は(高い確率で)危険行為につながります。第三者が多く集まりますし、春の天気は不安定です。

ちょうど先日、外国人から電話がかかってきたんですよね。泣きそうな声で「ドローンが墜落したのですが、どうすればいいですか?」と。

電話口ではビュービューと風切音。そりゃ~風速6m以上で、さらに上空はさらに突風が吹いている状況でドローンを飛行させたら、あっさりと墜落しますよ。機体の軽いPhantomやMAVICなら尚更です。きっと外国人も桜を撮ろうとして、無理をしたんでしょうね。

このような無謀で迷惑者が沸いて出てくる桜の季節に、バシッと正論を言える対処法が次のセクションです。

桜付近で飛行させているドローン迷惑者を止めさせる対処法

ここではいくつかのパターンに分けて、バシッと言える方法をご紹介します。

ただし、ドローンは2種類あって、手に乗るようなサイズ(重量200g未満)のドローンは、トイドローンですので法律的には対象外です。

ここから先は、たまにテレビで見るようなドローンの下にカメラが付いているサイズ(重量200g以上)が対象です。

具体的には、こんなドローンです。

Phantomシリーズ

mavic

主に空撮用のドローンとイメージして頂くとスムーズですね。

1. 河川敷や公園にある桜を撮っていた場合

桜が立ち並んでいるのは河川敷や公園の場合が多いですね。

ドローンが飛行しているのを見つけたら、こう言ってみましょう。

「ここの管理事務所のドローン飛行の許可は取得していますか?その連絡先も教えてください」

ほとんどの場合は、「え!?」となるわけです。

一般的に、ドローンは飛行している場所の管理者の許可が必要です。例えば、河川敷だった場合には、その河川を管理している国土交通省◯◯河川管理事務所という場所です。

航空法の規制対象ではないエリアだったとしても、管理事務所がドローンNGの場合には禁止行為に当たります

また公園も同様で、市区町村の公園課という場所が管理をしています。公園に関しては、さらに管理が厳しい場合があり、例えば東京都の都立公園ではドローン(トイドローン含む)で全面禁止されています。

もし前述の質問で許可を取得していない場合には、「管理事務所に連絡しますね」と言えば、すぐに退散するはずです。

「許可を得ている…」と言ったとしても、その場しのぎの嘘かもしれませんので、「では、管理事務所に連絡をするので、許可を得た管理事務所の連絡先を教えてください」と言えばOKです。

第三者が桜付近にいる場合には、もし管理事務所がOKを出していたとしても危険行為のため、すぐにドローン飛行NGになるはずです。

あなたが迷惑と感じたら、まずは管理事務所に連絡してみましょう。

2. 住宅街にある桜を撮っていた場合

例えば、住宅が隣り合って見渡す限り住宅だった場合には、そこはドローン飛行が航空法で禁止されているエリアの可能性が高いです。(=人口集中地区)

一般的には、特別な許可を得ている場合に、人口集中地区での飛行が許可されています。

そのため、質問する内容はコレです。

「ドローンの飛行許可承認書を見せてください」

もしその場で見せてくれない、もしくは持っていない場合には航空法違反です。「法律を違反してませんか?」と追撃。

もし、反抗するようなら、パシャパシャっと写真を撮って、すぐに110番してください。その迷惑者は警察に書類送検&罰金刑に処されます。

3. 周りに人工物があるような場所で桜を撮っていた場合

桜の周りに人工物は30m以内にありますか?

その人工物というのは、人間が手を加えてつくった物体です。例えば、電線、電柱、電灯、ガードレール、看板、クルマなどがイメージしやすいでしょうか。

航空法では、人工物から30m以上離してドローン飛行させるのがルールです。この30m以内での飛行をしていた場合には、違法行為になるというわけです。(国土交通省より特別な許可を得ていた場合には、安全管理を施した上で飛行可能になります)

というわけで、声をかけるのなら先程同様に…

「人工物から30m以内の飛行をしているので、国土交通省の許可書を見せてください」

もし、これで持っていなかったら違法行為。そのまま飛行し続けていたら、警察に通報してOKです。

ちなみに”人工物”ではないもの、つまり植物は30m以上という制限はありません。桜に近づいたとしても、それは人工物ではないので航空法のルール上はOKです。※道路も対象外です

4. 人通りがあるような場所で桜を撮っていた場合

これは(3)と同様に、第三者からも30m以上離してドローンを飛行させるルールが存在します。

例えば、桜の下で花見をしていた。桜を眺めながら通行していた。と言った第三者のひとが桜の近くにいた場合には、30m以上離れた飛行ではないため航空法違反です。

「第三者がこうやって近くにいますが、30m以上離れる必要があるのが航空法です。許可書を持っていますか?」

この質問でOKです。それでも止めない場合には、警察に通報してもOKというわけです。

警察に通報したら、ドローンを操縦していた人はどうなるのか?

管理事務所に連絡をした場合には、厳重注意になるはずです。よほど悪質な場合には、警察に引き渡される可能性もあります。

そして航空法に違反するドローン飛行の場合には、書類送検+罰金刑(前科付き)になります。

⇒参考:ドローンで違法飛行したら罰金刑、その重さは?実際の金額は?

最大50万円以下ですが、過去の実例から言っても、数十万円単位の罰金を支払うハメになります。ドローンは殺傷能力のある危険物でもあります。

それだけ重たい法律が整備されており、実際に何人も逮捕・書類送検されていますので、決して稀な違法行為ではありません。

あなたを含めて、周辺の方も「危険だ」と感じたら、事故が起きない前に対処をオススメします。

あとがき

ドローンの知識を持っていない人が大多数であり、その方々のほとんどが桜の花見で危険にさらされるのは「どうなのかな?」と思って対処法を記しました。なのでこの記事の目線は、一般の花見客です。

一部の悪質なユーザーによってドローンのイメージが悪くなるのは残念です。なおかつ、そこで事故が起きたら危害を被った一般の方に申し訳ない気持ちになります。

「正しく通報する」という守りの知識も必要です。

そして、桜の花見で安易にドローンを飛行しないよう抑制としてこの記事が役立てれば嬉しいです。

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