こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。
航空法の対象にならないトイドローン(200g未満)は種類がたくさんありますよね?
「いったいどれを選べばいいのか?」「初心者にはどれがいいのか?」
これからドローンを試してみたい方にとっては情報がありすぎるのが、逆に迷ってしまう火種になることも。
そのような方に「これを買っておけば間違いない!」という1機種だけを紹介しますね。
初心者でも安定的に飛ばせる「飛行能力」、そして日本の環境では室内でも屋外でも「ちょうどよいサイズ」。この2つが揃っているのはなかなかありませんでした。
初心者の方にイチオシな「U31W」を1台購入すれば、ブンブンと飛行でき、スマートフォンと繋げてFPVもでき、もちろん空撮もでき。遊ぶには1台で満足できる逸品です。
このページに書いてあること
なぜトイドローンU31が「買って間違いない」なのか?
私自身はトイドローンを8~10台所持していました。どのトイドローンも飛行していて楽しかったのですが、どこかしら欠点があったんですよね。
それなりにドローンを操縦している身としたら、多少難があっても飛行させるのは難しくありません。しかし「初心者向け」と考えたら「慣れるまで大変」だったかもしれません。
2017年に発売された「U31W」は、今まで手に取ったトイドローンの中でNo1と言っても過言ではありません。
しかも、初心者から玄人まで遊べるオールラウンドなトイドローンです。
私が買って間違いないと感じた6つのポイントです。
- 高度維持機能で初心者でも安定的に飛行できる
- スピードが速く飛行能力が高い
- 手のひらから少し大きく日本室内でも遊べるサイズ
- パワフルに飛行するため屋外でも飛行可
- スマートフォンと連携してFPVで遊べる
- 外箱がコンパクトで持ち運びが簡単
「なんだか、いろいろ言っているなぁ」と思うかもしれませんね。でも、ドローンに興味を持っているけど↓のように感じていませんか?
- 数十万円のドローンなんて買えない!
- 法律関連が怖いから、対象外のトイドローンを買いたい!
- ぶつけたときに壊れても落ち込まない、安価なトイドローンを買いたい!
だからこそ「この1台を持っていれば、ずっと楽しめるトイドローン」を買ったほうが心からいいと思うのです。
いきなり数十万円のドローンを買うよりも、手軽なドローンから入門してみる。そして慣れてきてから大きいのを買ったり、レンタルすればリスクもないですよね。
そんな低リスクでドローンを遊べるのがU31Wでピッタリなんです。
U31Wの外箱から商品詳細まで
U31Wをレビューするにあたって、まずは外箱からあますことなく掲載していきます。
外箱をぐるっと
最初に外箱からです。
シンプルなデザインの外箱は、写真では伝わりにくいのですが両手で持てる大きさです。
外箱がコンパクトということは、部屋にしまったときもスペースを取らない、外に持ち運ぶときもかさばらないのがメリット。
この中に、ギュッとトイドローンやリモコンも含めて収納されてます。
外箱の下側に記載があるのが、U31Wの機能です。
高度位置機能やFPV、電波通信アラーム、ローバッテリーアラーム、ワンタッチ離発着など機能満載です。
各機能については後述しますね。
日本では電波法が存在します。
ドローンはリモコンから電波を発してコントロールするため、電波はかかせません。
電波法をクリアするのが「技適マーク」というものです。このマークがあれば電波法違反になりません。
U31Wは当然ですが技適マークがついています。右上の〒のマークみたいのが技適マークです。
安心して日本でも飛行できる証拠です。
スペックは↓のとおりです
- 縦18cm×横19cm×高さ4cmのサイズ
- プロペラ6.6cm
- 3.7V×2つのリポバッテリー
プロペラガードを含んだ大きさのため、全体は両手ほどのサイズですね。実際の機体は、もっと小さく見えます。
外箱の裏面には、スマートフォンでの操作やバーチャルリアリティモードの説明がありますね。
VRグラスを装着してU31Wを操縦するのは試してみました。レビューしてますのでお楽しみに(笑
開封して中身をチェック
さて、外箱から取り出したのが↑の写真です。
ギリギリまで上手に収納されてますね。プロペラガードやバッテリーなど、無駄のないスペースの使い方です。
U31Wの本体は片手よりもやや大きいサイズ
U31Wの本体を取り出しました。
片手に乗せてみると、プロペラガードを含めて片手よりちょっと大きいくらい。
このサイズ感は、ちょうどいいんですよね。
日本の住宅は海外と比べると狭いのは否めません。6畳~8畳くらいだと、これよりも大きいサイズだとすぐにぶつけちゃってコントロールしにくいんですよね。
で、他のトイドローンとサイズを比較してみました。
すべてトイドローンで、左の赤いのが重量130gくらいのトイドローン。機体が大きいため室内で飛行させるには非常に窮屈です。
右にあるのが重量70gくらいのトイドローン。小回りがきいて狭い室内で飛行させるには適していますが、ハンドリングがやや難しめ。また重量がないため、屋外で飛行させると流されます。
そして真ん中がU31W。大きすぎでもなく、小さすぎでもなく。室内の飛行(街中の走行)でも軽やかに、そしてハンドリングしやすいです。
今までのトイドローンに無かった、ベストバランスなサイズです。
U31Wにはカメラも搭載されています。
動画は720P(ハイビジョン)が撮影できるサイズ。パソコンで見たとしても充分な大きさです。
しかも120度の広角カメラなので、左右が広く写ります。まさに空撮に適したつくりですね。
プロペラガードはすでに取り付けられています。
1プロペラに1プロペラガードのタイプだと、ぶつかったときにプロペラガードが壊れることが多いのですが、U31Wは前方・後方とつながっているタイプなので、プロペラガードが壊れにくい設計です。
すでにトイドローンを持っている方は「おお!これは確かにいい!」と思いますよね。
バッテリーは専用
バッテリーは1つ付属しています。
専用バッテリーのためU31Wの取り付け・取り外しは簡単です。他のトイドローンにありがちな細かいコードを付け替える作業は一切なし。
取り付け・取り外しは簡単なのですが、他のトイドローンに使おうと思っても使えないので汎用性はないのがデメリットですね。
充電器はUSB接続です。
スマートフォンと同じように、USBコンセントやPCのUSBから充電が可能です。
充電が完了すると、「赤」→「グリーン」にランプが変わるので分かりやすいです。
USB充電ですが2Aの電源アダプターを利用すると、より速く充電できますよ。
リモコンは大きくてガッツリとホールドできる
リモコンはやや大きいです(笑。
しかし丸みを帯びているので、握りやすく、コントロールもしやすいです。
無駄にボタンが多くないのもポイントですね。少なければ少ないほど、分かりやすいですから。
感動したのがリモコンの説明が分かりやすいこと。
リモコンの大きさで型紙に切り抜いて貼っているためボタンの意味やコントロールの方法がすぐに分かります。
英語表記とは言え、これなら「どこがスイッチ」なのかなど一目瞭然ですね。
リモコンには単三電池が4つ必要です。
電池は付属されていませんので、事前に購入しておくといいですね。アルカリ電池が推奨だと思いますが、マンガン電池でも動きますよ。
充実の日本語マニュアル
紙のマニュアルも付いています。
もちろん日本語なので、初めてトイドローンを購入する方も安心できます。
ずらずらと日本語が記載されいるわけではなく、↑のように図が多いのが特徴。
日本語化ってコストがかかるはずなのですが、丁寧に記載されているのは素晴らしいです。
通常翻訳すると正しい日本語になっていない場合がありますが、さらっと見てもおかしな日本語はそこまで見当たりませんでした。
マイクロSDとリーダーが付いている
動画の録画用にマイクロSDが付いています。TOSHIBA制の4GB、充分すぎる容量ですね。
さらにマイクロSDリーダーもついてるため、撮った動画をすぐにパソコンに接続できます。
プロペラのスペアも
スペアのプロペラも付いています。取り換え用の工具もあるのは親切ですね。
至れり尽くせりです。
Free VR Glasses の紹介付き
U31Wの中に「GET IT NOW!」のカードが入っています。
FacebookなどのSNSでレビューを書いてシェアするとVRグラスを無料ゲットできる特典です。
裏面に特典利用する方法が書いてあるのでぜひゲットしましょう!
ちなみに、U31WとVRグラスを組み合わせれば、リアルタイムに操縦できる面白い遊びができます。
実際のVRグラスはコレ。
頭に装着して、目で見る場所ですね。
スマートフォンをくっつければ、あっという間にドローンでVRできちゃいます。
実際にU31Wを飛行させてみました
ここから先は、飛行する様子を撮ったので動画で見てくださいね。
ワンキー離発着ボタン
トイドローンの離発着は機種によって難があるんですよね。リモコンのスティックを動かして浮上させる時、慣れていないと一気に浮上して天井に激突することもあります。
U31Wの離発着の方法は、リモコンのボタン1つで完了します。
動画のようにU31Wとリモコンをリンクさせて(リモコンの左スティックを上下に動かして)、あとは離発着ボタンを押せば勝手に高さ1mくらいに浮上します。
着陸のときも、離発着ボタンを押せばその場で着陸してくれます。
ボタン一つで安定して発着・着陸してくれるのは、初心者にとって便利ですね。
高度維持機能
トイドローンはあくまで「おもちゃ」の扱いになるため、正直なところ精度は高くありませんでした。
特に高度を上げると不安定になるトイドローンが多かったのです。
その点、高度維持機能は画期的です。
動画のように「上昇」「下降」を操作せずとも、同じ高度を維持し続けてくれます。これなら前後左右のスティックを動かすだけで初心者でも楽しめますね。
スピード感&操作性
比較的狭い空間を操作する上で、重要度が高くなるのは「反応」です。
反応が鈍ければ、リモコンで操作するよりもワンテンポ遅れて動いてしまいます。「壁にぶつかる!」とリモコンで操作しても、そのままぶつかってしまうことも…。
数多くのトイドローンを飛行させてきましたが、U31Wは明らかに「反応が良い」タイプです。
どんなにグリングリンと飛行させたとしても、思った通りに動いてくれます。この感覚は、つまり操縦のしやすさにつながります。
スピードを出そうと思えばパワフルに飛行しますし、静止させようと思ったら(コントローラーの微妙な動きは必要ですが)ピタッと止まれる操作性もあります。
U31W+VRグラス
U31Wの醍醐味はVRグラスで遊ぶ「ドローンレース風な操縦」です。
スマートフォンに専用アプリをインストールして、VRグラスにスマートフォンを装着。
U31Wのカメラに映し出されたリアルタイム映像がスマートフォンに表示されます。
グラス越しで撮影しているので、スマートフォンに映し出された画像が見えませんが、レフトとライトの両方で映像が流れています。
実際に、スマートフォンに映し出されているのは↓です
頭にVRグラスをつけて、U31Wをリモコンで操作。
ドローンの目線で操縦できる臨場感は凄まじいです(笑。しかも映像伝達速度も遅くないため、ほぼリアルタイムな飛行になります。
例えば障害物をくぐり抜けたり、目標物に接近したり、このVRメガネで遊び方が無限大に広がります。
ドローンレース風な遊びも、もちろんできますね。
U31Wの気になるデメリット
初心者や玄人にとっても遊べるU31Wですが、決して完璧ではありません。ここでは正直にデメリットもお伝えします。
まず1つ目が取り出しにくいこと。
コンパクトなケースは持ち運びが良くてメリットあるのですが、ケースから取り外すときにプロペラガードの箇所がカチッとハマっているため、ちょっと取り外しにくいです(笑。
慣れればパカっと取れますが、最初は壊さないかドキドキしてしまいました。
2つ目は専用バッテリーということ。
他のトイドローンのバッテリーを使いまわせないため、基本的にはバッテリーは買い足す必要があります。
ほとんどのトイドローンの飛行時間は5分~10分が限界です。
U31Wも飛行時間は7分くらい。ワイワイ遊ぶとなったら、1・2つは予備バッテリーを揃えたいとことです。
ただ、このデメリットは本記事にあるクーポンを使えば実質的に予備バッテリーを無料で手に入れられます。
買って間違いない6つの理由をおさらい
記事の冒頭に「買って間違いない理由」を記載しました。
- 高度維持機能で初心者でも安定的に飛行できる
- スピードが速く飛行能力が高い
- 手のひらから少し大きく日本室内でも遊べるサイズ
- パワフルに飛行するため屋外でも飛行可
- スマートフォンと連携してFPVで遊べる
- 外箱がコンパクトで持ち運びが簡単
正直なところ「トイドローンでここまで遊べるのは凄い!」と唸ってしまいました。
だって、十数万円する高額なドローンを購入しなくても充分に遊べるからです。しかも法律に関係ないので余計な心配は不要ですし、コンパクトなので室内でもブンブンと飛行できます。
「これ1台でドローンを楽しめる」
まさに、この一言に尽きますね。
買って間違いない7つ目の理由を加えると…
さて、U31Wですが買って間違いない最大の理由があります。
それは圧倒的なお手頃感!
これだけの性能を持ち合わせたトイドローンU31Wは1万円以下で購入できます。
「ちょっとドローンを試してみたいな」「ドローンで遊んでみたいな」と思う方なら、手に届く金額感ですよね。
しかもトイドローン本体もリモコンも充電器も揃っているため、到着と同時に部屋の中で遊べる気軽さも!(単三電池4本はご準備ください!)
後悔しないための追加バッテリー
アマゾンのレビューに記載がありますが、みなさんが「追加バッテリーを買っておけばよかった」とコメントしています。
もっと楽しむために、1つ or 2つのバッテリー追加をオススメします。
あとがき
1万円以下で遊べる要素がありすぎです。この1台を買っておけば十分ですね。
ちなみに私はいろんなドローンを持っていますが、遊ぶのはもっぱらコレ。部屋の中でブンブンさせてます笑