【HS700レビュー】高性能ドローンなのに3万円!?飛行動画、空撮してみました

【HS700レビュー】高性能ドローンなのに3万円!?飛行動画、空撮してみました

こんにちは、ドローンカメラマンの早川です。

トイドローンメーカーとして数多くの人気商品を生み出している Holy Stone Toys。

今までは200g未満のドローンが中心でしたが、ワンランク上のドローンとして2018年8月に発売したのがHS700です。

とにかくスペックがすごい。

ブラシレスモーター、GPS、フルHD撮影、バッテリー20分飛行など。もう空撮ドローンと言っても過言ではないスペック。Holy Stone Toys が満を持して発売したのが分かりますね。

そんなHS700を徹底レビュー、飛行動画、そして空撮映像もアップします

3万円強で本格的な空撮ドローンを買えるとは驚きです。ドローン初心者からステップアップするには最適すぎる選択肢になるドローンです。

1万円未満のドローン or 7万円を超えるドローンの2択しかない状況

ドローンを始めようと思ってAmazonを見てみると、とてつもない数のドローンが出てきますよね。

しかも最近では4000円から買えるトイドローンがあったり、1万円前後でさらに高機能なトイドローンがあったり。もっと調べてみると、本格的なドローンが出てくるけど7万円以上

1万円前後のトイドローンは航空法の対象ではないけど性能が低いので、どちらかというと初心者向き。本格的なドローンは7万円を超えて、どうも買いづらい。

この2択しかないのが、どうも気になっていました。

ミドルクラスのドローンがあってもいいのでは?本格的なドローンの性能(例えばGPSなど)を持ち合わせながら、初級者から中級者まで気軽に買えて楽しめるドローンがあっても良いのでは?と。

そのようなモヤモヤを感じていたのですが、ついにドローンメーカーのHoly Stone Toysからニーズに応えるドローンが登場

ブラシレスモーター、GPS搭載、飛行時間20分、自動帰還やフォロミーなどのインテリジェントフライト。これだけの最新鋭の機能が詰まったHS700です。

Holy Stone Toys の意気込みを感じさせるドローン「HS700」

ワンランク上を意識している気合の入った外箱

外箱

さて、普通はあまり触れない外箱なのですが、これは書かずにいられません。

今までのHoly Stone Toysのトイドローンとは一線を画するデザイン。黒基調のシックな外箱。高級感が漂ってきます。

外箱で訴求しているのは「20分飛行」「GPS付き」そして「1080(フルHD撮影)」の3つ。これはワクワクします。

DJIを彷彿とさせる

専用カメラも付いていて本格的な空撮ドローンを感じさせます

取っ手もついているので、外出時の持ち運びにも便利そうです。手に持った感覚では、2・3kgくらいなので重たくないですよ。

パカっと開封

パカっと開封してみました。

発泡スチロールのケースに所狭しと本体・バッテリー・プロペラなどが梱包されています。スペースに1mmも無駄のない感じ。コンパクトに収まっています。

軽量化されたボディ&ブラシレスモーター

ブラシレスモーター

ボディだけを出してみました。

持ってみた感じは意外と軽い!このボディだけなら200gもなさそうです。

ブラシレスモーター

そして強力な飛行能力を実現させるブラシレスモーター!

圧倒的な推進力を得られるため、高速スピード飛行が可能に。カメラなどを積んだとしても、重量に負けずにブンブンと飛行してくれます。

おもちゃのトイドローンの飛行能力の違いは、このブラシレスモーターに出ますね。

重量感たっぷりのカートリッジ型バッテリー

カートリッジ型バッテリー

このバッテリーの大きさはビックリしました。ほぼ片手に収まっています。

飛行時間20分を実現する 7.4V 2800mAh のハイパワーなバッテリー、これだけで100g以上はありますね。

この容量のバッテリーを充電するのに、どのくらい時間かかると思いますか?

充電時間

充電時間は約5時間です。

まさかの5時間です!2800mAh の容量を満タン充電するのはやはり時間がかかります。汎用性のあるUSB経由の充電なので、これは仕方ないですね。

どこでも充電できるUSB充電

USB充電

充電時間はかかりますが、USBで充電でき、なおかつ充電器自体が小さいのは意外とポイント高いです。

USBなら汎用性は高く、スマートフォンの充電器を併用して充電できますし、充電器もかるため持ち歩きもできます。

また時間をかけてじわじわと充電するため、バッテリー自体にも負荷をかけないのもいいですね。そのほうが寿命も伸びますから。

HS700専用の小型カメラ

小型カメラ

このHS700に付いているのが、この専用カメラ。いかにもGoPro風なつくり。

1080PでフルHD撮影ができる代物です。

microSD

サイドにmicroSDが装着済み。容量は8GB。

このカメラの電源はドローンのバッテリー経由で補給されるため別途充電は不要になっています。

装着

カチッと装着してみました。

振動を吸収させるようクッションがついていますね。どのような画が撮れるのかすでに楽しみです。

丸みを帯びた形状が持ちやすいリモコン

持ちやすいリモコン

こちらがリモコン。

小さいトイドローンの場合、リモコン自体は小さくて持ちづらいのですが、HS700のリモコンはホールド感があります。

湾曲

背面の湾曲がなんとも言えません。このデザインを考えた人がすごいなと思ってしまったほど。

絶妙にフィットするんですよね。

ちなみにリモコンのバッテリーは単三電池4本。別途用意する必要があるため、アルカリ電池を買っておきましょう。

ゴーホーム

GPS付きのドローンということもあって自動帰還のボタンもついています

分かりやすいマークと、リモコン操作に邪魔にならない位置にあって考えられていますね。

図解の多い日本語マニュアル

マニュアル

マニュアルは2つ。クイックスタートガイドとマニュアルです。

クイックスタートガイドは飛行させるときに利用して、通常のマニュアルは組み立てるときなどに使用します。

ドローンの機能が豊富だとマニュアル自体も分厚くなりがちです。こう2つに分かれていると、なにかと便利です。

図解のマニュアル

中身は図解が多く、直感的に組み立てられます。

マニュアルも細部まで作り込んでいて好感が持てます。特に注意事項はしっかりと記載があるため、読んでおきたいですね。

その他、プロペラやバッテリーケースなど

プロペラ

バッテリーケース

その他の部品として、プロペラ(予備付き)があったり、リチウムイオンバッテリーの火災から守るバッテリーケースがあったり。

写真には撮ってませんが、カメラに装着するスポンジクッションもありました。

細部まで手を抜かない、メーカーの気合が感じられます。

組み立て完了したHS700

プロペラやカメラなどをマニュアルに沿って組み立てていきました。

HS700(GPS)

この雰囲気はまさにドローンですね。

かっこいいです。おもちゃ感が一切ありません。

カメラの装着

カメラも、なんだか良い感じです。(レンズキャップを外し忘れました)

ブラシレスモーター

ブラシレスモーターも光ります。

バッテリー

バッテリーもカチッと装着。

(本体に電源ON・OFFはなく、バッテリーを装着すると電源ONになります)

手で持ってみると

どのくらいの大きさなのか、手で持ってみました。

当たり前ですが片手よりも全然大きいです。両手広げても、まだまだHS700のほうが大きいですね。

スペック

HS700のスペックは

  • 重量:370g
  • サイズ:220mm x 220mm x1550mm
  • 飛行時間:約20分

※重量が200gを超えているため航空法対象のドローンです。

しっかりとした作りの割には「意外と重量無いんだなぁ。いい意味でコンパクトにつくっているなぁ」と感じました。

スマートフォンに専用アプリをインストール

アプリ

組み立てと合わせて行ったのが専用アプリのインストールです。

リモコンに装着して、ライブ映像や各操作をおこなえるようになります。

HS700を実際に飛行させてみました

どのくらいの飛行能力があるのか、どのような空撮映像が撮れるのか、気になりますよね。

実際にHS700を持って飛行させて動画を撮ってみました。(航空法を遵守して飛行しています)

地上からのHS700飛行動画

いやはや、わずか400gの小さい機体ながらビックリするぐらい飛びました

まずはスピードについて。最初は慎重にリモコンのスティックを動かしていましたが、「思ったとおりに動いてくれそう」と思って、一気に加速。

動画でもわかるように数秒で150mほど直進。動画では豆粒になってしまいました。おそらく時速50キロくらいは出そうです。

そしてGPS。飛行自体をGPSにて完全補完まではいきませんが屋外でも安定した飛行になり、自動帰還をおこなうとまっすぐに離陸地に戻ってきてくれます。その間はヨレることもありません。ピタリと止まってくれます。

トイドローンとは大違いの飛行能力です。

もし間違って遠くに飛んでしまっても、GPSによる自動帰還があるため、「ピンチ!」と思ってもリモコンのボタン1つで正確に戻ってきてくれます。この安心感は大きいです。

HS700の空撮映像

しっかりと写っていますね。振動もそこまで感じさせません。飛行の仕方を工夫すれば、もっと滑らかな画になったかもしれません。

カメラ自体は広角レンズのようで映像自体に湾曲があります。地平線を見ると分かりやすいですね。逆を言うと、広い画が撮れるためライブ感があります。

撮ったデータを確認したところ、1080(24P)でビットレートは10000kbps前後でした。この価格なら充分すぎる性能です。

HS700の気に入ったところ・気になったところ

飛行させたあとに率直に感じたメリットとデメリットを書きます。

気に入ったところ:高い飛行能力を備えたドローンが低価格

HS700の特徴をあげるとすると「飛行能力」です。

トイドローンとは大きく異なりブラシレスモーターによってパワーのある高速飛行が可能です。

スピードを出そうと思えば時速50kmくらいは出そうです。また(試してないですが)電波の届く範囲も、スペック上では1km弱あります。環境状況にもよりますが少なくとも500mは遠くへ飛行できますね。

そしてGPS搭載。ドローンの飛行操作を補完してくれます。言葉では言いづらいのですが、風に大きく流されることなく、どっしりとした飛行をしてくれます。加えて自動帰還の機能もしっかり働いてくれます。

しかも20分も飛行できるので、1回の充電だけでも長く楽しめます。この飛行能力を考えると金額は安価ですね。

気になったところ:飛行するまでの準備に手間取る

高性能なドローンは喜ばしいことなのですが、その分、各種センサーを装備しています。

「さて、組み立てたから飛行させよう」と思っても、すぐに離陸はできませんでした。コンパスセンサーを調整したり、飛行ロックを外したり。最初は慣れていなかったため3・4分かかってしまいました。

トイドローンとは異なり「しっかりと準備をする」作業が必要です。各センサーを正常にさせて、安全に飛行させるためにですね。

HS700はこのような方にオススメ

本格的なドローンと同様の飛行能力、そして1080Pで撮影できるカメラ。

それでいて3万円強は安価に感じてしまいます。ドローンメーカーのDJI製の場合、6~8万円くらいは必要ですからね。

ずばりオススメしたいのは

  • トイドローンを購入して一つ上のクラスのドローンを買いたい方
  • 6~8万円は払えないけど、3万円前後なら買える方
  • まずは趣味で空撮をやってみたい方

特にトイドローンからのステップアップとして、金額感は安価なので買いやすいドローンですね。

このHS700さえ持っていれば、ドローン操縦も楽しめますし、空撮も楽しめますし。

「始めてみたい」という初心者から「トイドローンを卒業してもっと遊びたい」という中級者にピッタリなドローンです。

あとがき

ドローンも進化し続けていますね。

ホビーのジャンルでここまで高性能なドローンが出てくるとは思ってもいませんでした。しかもAmazonで手軽に買えますし、本当に便利な時代です。

まだ紹介しきれていないくらいHS700は楽しみ方がたくさんある高性能なドローンなので、次回のテスト飛行ではフォロミーなどの機能も試してみますね。

※航空法対象のドローンのため、法令遵守でお願いします!

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