こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。
ドローンを操縦する時に、1つ選択しなければなりません。
それがリモートコントローラ(送信機/プロポ)のモードです。3次元で動かすために、複雑な動きをして操縦するスティックですが、操縦の仕方が2パターンあります。
一般的にモード1・モード2と言われるものですが、どちらにするのか悩む人もいますよね。
日本仕様のモード1、海外仕様のモード2
上記の画像のように、モード1とモード2が存在します。大きな差は上昇下降・左旋回右旋回が異なることです。
左スティック | 右スティック | 特徴 | |
モード1 | 前進後進 旋回 |
上昇下降 左右移動 |
日本仕様 |
モード2 | 上昇下降 旋回 |
前進後進 左右移動 |
海外仕様 |
モード1のメリットとデメリット
日本のラジコンヘリなどではモード1がほとんどです。そのため他のラジコンヘリを操作してみたいと思ったらスムーズです(送信機によってモード1/2の変更可)。
またドローン操縦の教室などに行くと、もともとラジコンヘリの操作をしていた人から教わると思われるので、その時にモード1のほうが話が速いかもしれません。
デメリットは日本のみの操縦方法ということですね。ドローンのほとんどが海外製品と考えると、モード1で対応していないドローンも中にはあるかもしれません。
モード2のメリットとデメリット
海外で一般的に利用されています。海外産のドローンのすべてを操縦できますし、youtubeで上げられている動画を見るときにも練習になりやすいです。
デメリットは、日本でプロに教えてもらう時に、話が合わないということでしょうか。
オススメは圧倒的にモード2
日本で主流なのか、海外で主流なのかは、実は大した問題ではありません。
一番大切なのは、直感的に操作ができるかどうかです。自分自身で操作が出来にくいのなら、コントロールできなくて楽しくないですし、コントロール不能で墜落させる危険性も出てきます。
その点、直感的に操作ができるのがモード2です。
上下左右の動きを1つのスティックでカバーできる点が分かりやすいです。例えて言うのなら、ファミコンやプレイステーションの十字キーです。
平面上で考えると、左・前・右・後と1つのスティックで移動できます。ドローンは安定飛行しているため、一定以上の上昇をしてしまえば上昇下降を使用する頻度は落ちます。ほぼ右手だけでの操作になりますね。
行きたいところにドローンを連れて行く。そう考えると、左・前・右・後と1つのスティックで移動できるモード2は直感的で分かりやすいです。
実際に、初心者の人にホバリングをしてもらったら、圧倒的にモード2のほうが安定的なホバリングができました。
もちろん自分自身で「合う」「合わない」はあると思います。
2つを試してみてどっちが上手にコントロールできるかで選んでみてくださいね。
あとがき
賛否両論がありますが、私個人はモード2オンリーで飛行させています。
とは言いつつも、なんでも好みでいんじゃんよ!というのが本音です。