ドローン用ポータブル電源の選び方は?suaoki「PS5B」で何回充電できる?

ドローン用ポータブル電源の選び方は?suaoki「PS5B」で何回充電できる?

こんにちは、ドローンパイロットの早川です。

ドローン飛行の生命線はバッテリーです。

とにかくバッテリーがなければ飛行ができません。そしてバッテリー消費量もハンパではありません。1つのバッテリーで飛行時間は十数分ですから。

ドローンのバッテリー問題を解決するにはいくつかの方法があります。その中で「ポータブル電源(ポータブルバッテリー)」を使用する方法を紹介します。

簡単に言うと「屋外で充電をする」ということです。

今回のブログ記事では…

  • ポータブル電源の選び方
  • 実際に使用しているsuaoki「PS5B」レビュー

を記載していきます。

ドローンの使い方によっては活用できる人がいるかも知れませんね。

ドローンに適したポータブル電源の選び方

自宅で充電するのと同じ感覚で、コンセントに充電器を接続して充電をする…。

それを屋外でも可能にするのがポータブル電源です。

巨大バッテリーを持ち歩くようなイメージでしょうか。ただ近年、リチウムイオン電池の小型化・軽量化によって、随分とお手軽になってきました。

そのポータブル電源を持ち出して「ドローンのバッテリー充電をしてしまおう」という使い方です。

ポータブル電源には、迷うくらいの多数の種類が販売されています。まずは、ドローンの充電を前提としたポータブル電源の選び方を紹介します。

ポイントは3つです。

point1. 正弦波のポータブル電源を選択する

ポータブル電源には2つの種類の波形があります。

  • 正弦波
  • 矩形波(疑似正弦波)

詳しい話を書いてしまうと長くなるため、とりあえず正弦波のポータブル電源を選ぶ必要があります。

正弦波は自宅のコンセントと同じ波形になるため、通常通りに充電が可能です。逆に矩形波(疑似正弦波)を選んでしまうと「バッテリーが充電できない」可能性が高くなります。

クルマで例えるとするならば、レギュラーガソリンと軽油のような違いでしょうか。クルマが走るのは同じですがカテゴリがだいぶ違うのです。

買うなら自宅のコンセントと同じ方式の正弦波のポータブル電源です。

point2. 容量が50000mAh以上を選択する

ポータブル電源には、充電できる量があります。

ドローンのバッテリーはそこそこ容量を食ってしまうため、ポータブル電源の容量も大きいものを選ばなければなりません。

目安としては50000mAh以上はあったほうがいいですし、さらに上の100000mAhあればドローンバッテリーの充電可能回数も多くなります。

ざっくりですが、50000mAhのポータブル電源の場合、Phantomシリーズだと充電は2本強くらい。MAVICシリーズだと3本強くらい充電できるのが目安です。100000mAhなら、この倍ですね。

ここでもクルマの例えをすると、ガソリンを入れるタンクでしょうか。タンクが大きければ大きいほど、長く走れますよね。

同様に、容量が大きければ大きいほど良いのですが、その反面、ポータブル電源で重たくなりがちです。ほどほどがいいですね。

point3. 定格出力150w前後を選択する

充電には、瞬間的に電気を出せるチカラが必要です。

クルマで例えるとスピードメーター。時速80kmしか出せないクルマが「時速100kmで走れ!」と言われても無理ですよね。

それと同じように、充電には◯◯wが必要と充電器に記載があります

(充電器にサラッと書いているのですが、Wを計算する方式は、電力(W)=電圧(V)×電流(A)です。Phantom4の充電器は、17.5V×5.7Aなので99.75Wになります)

目安として各シリーズの充電器を記載すると…

  • Phantom4シリーズ充電器:定格出力100W
  • MAVIC2シリーズ充電器:定格出力60W
  • MAVIC proシリーズ充電器:定格出力60W
  • Sparkシリーズ充電器:定格出力50W
  • INSPIRE2シリーズ充電器:定格出力180W

つまり、PhantomやMAVICのようなドローンなら定格出力150wくらいのポータブル電源を選べば全く問題ありません

ただINSPIRE2は定格150Wのポータブル電源では充電できないので要注意です。

良さそうなのは2つのポータブル電源

上記3つのポイントを抑えた上で、あとは金額や重さ、端子の数、作動温度などを考慮して選ぶといいですね。

とは言っても、Amazonで探そうとすると、とにかく種類が多いです。

ドローンのバッテリー充電で面白そうだなぁと思った2つを紹介すると…

↑数多くのレビューがある名機。容量も多くて高機能の割に、価格が安価です。クーポンやセールもたまに行っていますね。

↑容量は標準的なのですが1万5000円前後で安価。しかも2kg強と軽量です。

でも、買ってみないと分からないこともありますよね…。

実際に使用してるsuaoki「PS5B」レビュー

PS5B

物は試しとsuaoki「PS5B」を買ってみました。

簡単に使用感をレビューすると…

PS5Bのスペック

まずはスペックです。前述の「選ぶポイント」はすべてクリアしていて

  • 正弦波
  • 120000mAh
  • 300Wまで
  • ACコンセント2個、DC1個、USBなど
  • -10度~60度の環境で充電可
  • 重量5.6kg
  • 価格3万円強(←クーポンやセールで)

と標準的なポータブル電源です。

ドローン(Phantom4)のバッテリー充電

ドローンのバッテリーを充電

思いっきりドローン(Phantom4)のバッテリーを充電してみました。

1本のバッテリー残量がおよそ30~40%の状態で、バッテリー充電ハブを使ってフル充電。

このポータブル電源「PS5B」の場合は、Phantom4バッテリーは5本強まで充電できました。充電スピードも通常のコンセントと同様で、遅くなることはありません。なかな優秀ですね。

推測ですがMAVICシリーズの充電なら7本前後は充電できると思います。

120000mAhの容量だからこそ大量充電が可能というわけです。

インジケーターがわかりやすい

インジケーター

この「PS5B」でメリットを感じたのは、インジケーターです。

バッテリー残量が液晶画面に表示されているので「あとどのくらい充電できるのか」が明確になってわかりやすいです。

さらにAC出力しているW数も表示されます。Phantom4シリーズのバッテリーを充電していると「117W」前後で充電していました。(ちなみにINSPIRE2のバッテリー充電は180Wで表示)

例えば、MAVICの充電器を2個用意してACコンセントにつなげても、MAVIC充電は60Wなので、2個つけて120Wで同時充電も可能になるというわけです。(リモコンの同時充電もできそうですね)

最大300Wの強みです。

ちょっと重量感を感じる

重い

このポータブル電源の重量は5.6kgあります。手で持ってみると、ちょっと重い。重量感を感じます…。

クルマに詰め込む分には良いのですが、何時間も手で持っていくのはキツイです。これは充電容量とのトレードオフなので仕方ないです。

軽さをも求めるのなら2.3kgの↓こっちですね。

充電可能本数は少なくなりますが、MAVICシリーズやトイドローンくらいなら、これで十分だと思います。

屋外でドローンのバッテリーを充電できるポータブル電源

使用用途にもよりますが、上記のようなポータブル電源を持っていれば、屋外でもドローンのバッテリー充電が可能になります。

  • 使い切ってしまったバッテリーをすぐに充電する
  • 充電できない環境で充電する(海辺や船など)
  • クルマをエンジンかけっぱなしでシガーソケットで充電するのが気になっていた

もちろんドローンのバッテリーの他にも、リモコンの充電やタブレット・スマートフォンの充電も可能になるわけなので、自由度は大きくなると思います。

あとがき

ドローン用のバッテリーの用途もありますが、災害用にあってもいいですし、夏場の停電用にあってもいいですし、BBQやキャンプにも使えますし。

家庭に1個あるだけでも便利ですね、ポータブル電源。数年前に比べて容量も大きくなって安価になっていますから。

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