ドローン飛行時に、どのくらいまで地面に寄れるのか?

ドローン飛行時に、どのくらいまで地面に寄れるのか?

こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。

ドローン撮影の映像は、空高くからの視点が魅力ですよね。

もうひとつ、地面スレスレからの視点もドローンでしか撮れない映像の一つです。しかし「どこまで地面スレスレで飛行できるの?」という問題が出てくると思います。

では、何cmくらいまでいけると思いますか?

地面に寄っていくリスクとは?

どこまで地面に寄った空撮ができるか?それも知りたいですよね。

これはドローン機体の個々の性能や気象条件、操縦者の腕、そして度胸次第になります。

ドローンでの撮影の場合、大抵はドローンの下部にカメラが取り付けられています。地面に近ければ近いほど、カメラに激突するリスクが増してきます。

ちょっとした拍子で地面と激突して、転倒→プロペラもカメラも故障するという危険性があります。

どこまで行けるのかは、操縦者の気持ち次第でもあるのです。

ここがギリギリと思ったのは50cm

実際に撮影をしている中で、「ここがギリギリだなぁ」と思ったのがあります。

単刀直入に、だいたい50cmくらいです。

川という条件で考えると2つ要件があります。

ひとつ目は、地形や水しぶき。どこも平らではないので凸凹していると、地面との距離が縮まります。また水しぶきによって、ドローンに水がかかってしまうとモーターやバッテリー、内部の基盤に浸水して故障の原因に直結します。

二つ目は、停止時の若干の下降です。機体にもよりますがスローダウンや停止をする際に、若干ですが機体が下降(高度が下がる)します。その分の幅を確保しないといけないのです。

場所や気象、飛行スピードなどにも寄りますが、そう考えると50cmくらいがギリギリのラインです。

もちろんギリギリを飛行しない場合には、1m以上は高度が厳守だと思っています。やっぱり無理は禁物ですからね。

あとがき

ドローンならではの飛行能力で実現できる、地面からのスムーズな映像も素敵ですよね。

条件を読んで、積極的に取り入れていきたいなぁと思っています。

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