こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。
「室内や屋内でドローンを飛ばすには、どれがいいんだろう?」
そのような悩みを抱えている方に、決定版とも言えるトイドローンが2020年9月に登場しました。
それが「Holy Stone HS450」です。重量100g未満。
サイズは小型、飛行コントロールがしやすく、バッテリー3個、障害物自動回避など、初心者にとってメリットだらけのトイドローンです。
今回のブログ記事では…
- HS450の商品レビュー
- 実際に飛行した印象+飛行動画
- どういうひとが購入するといいのか
この3点を中心に「HS450の実機レビュー」を情報シェアしますね。
私個人としては操縦して興奮したドローン、これはオススメしたいですね。
このページに書いてあること
室内ドローンの決定版!子供も大人も安全に楽しめるトイドローン
今回レビューする「HS450」の特徴は「子供も大人も安全に楽しめる室内トイドローン」です。
これまで数多くのトイドローンが登場し、その度にレビューをしてきました。
この「HS450」は、飛行能力や機能、価格などを考えると、「室内ドローンの決定版」と言っても過言ではありません。
- 室内向きの小型ドローン
- コントロールしやすい飛行操縦
- バッテリー3つ付きでロングフライト可能
- 障害物自動回避できる最新性能
- 遊び方が広がる手のひらで操作
- 格安で購入できる圧倒的なコスパ感
「ドローンをやってみたい」に応えてくれる初心者向けトイドローンです。
しっかりとした作り、小型で頑丈なHS350
では、さっそく「HS450」の実機レビューをしますね。
両手で持てるくらいの小さな外箱
こちらがHS450の外箱。
Holy Stone のトイドローンには外箱にコンセプトが書いてあることが多く、このHS450は「インテリジェント フライト モード」と記載があります。
インテリジェント?と思うかもしれませんが、いやはや、凄い機能なのです(これは後ほど判明します)。
トイドローンの重量は35g。航空法の対象外ですので安心ですね。
開封してみると、本体とリモコン+備品と超シンプルに詰め込まれていました。
手のひらサイズで頑丈なつくりの本体
ちょうど大人の手のひらに乗るような小型サイズ。
スポーティーなデザインと、重厚なプロペラガードが相まって「先進的なかっこよさ」がありますね。
プロペラガードはガッチリ。
上部にもガードがついており、子供の指も入らないくらい安全性が高いです。
ただし、全方位ではなく、下側は一部空いています。
ただ、下側に関しては、相当なことがない限り、飛行中に指は入らないので全く気にしなくて良いレベルです。
「どちらが前方なのか?」が最初はわからずに戸惑うかもしれません。
通常は本体の形状で前方を確認しつつ飛行しますが、このHS450は光の色で確認しつつ飛行することになります。
「青色に光っている」のが前方、「赤色に光っているの」が後方と覚えておきましょう。慣れてくると、HS450のように光でわかったほうが簡単です。
バッテリーは上部に取り付け。
カートリッジ式なのでバッテリー交換も簡単です。
標準でバッテリー3個付き
バッテリーは標準で3つ付いています。
1バッテリーで6分間の飛行ができるため、合計18分楽しめるますね。
バッテリーはUSB充電(Micro USB Type-B)。
スマートフォンなどで充電する汎用性のあるものなので充電するのも手軽です。
小さすぎず、大きすぎず、握りやすいリモコン
リモコンは、子供が持っても、大人が持っても、ちょうどよいサイズ。
しかもボタンの数が少ないので誤った操作をしずらいのも、操作する上で分かりやすいポイントです。
リモコンには単4電池が3つ必要です。
これは別売ですので事前に用意しておきましょう。
日本語マニュアルと充電器・スペアパーツなど
日本語マニュアルがあるので初心者の方にも安心できますね。
HS450はいろいろな機能があるので、なおさら読んだほうが遊び方が増えていきますよ。
最後に雑になってすみません(笑。
充電ケーブルやスペアパーツが入っています。もしもプロペラが壊れても、取り換えができるので安心です。
HS450を実際に飛行させてみました
ここからが忖度なしのHS450のメリット・デメリットです。
(◎→◯→△で書きますね)
◎コントロールしやすい飛行操縦
HS450で最初に感じたのは、操縦のしやすさです。とにかく安定しています。
小型のトイドローンは上下にふらついたりすることもあるのですが、高度維持機能がしっかりと働き、なおかつリモコン操作でも意のままに動いてくれます。
ここまで安定して飛行できるのなら、小さなお子さんでも、すぐに慣れるはずです。
◎つくりが頑丈、プロペラガードで安心
そう簡単には壊れなさそうな、頑丈なつくりをしています。
例えば壁にあたって地面に落ちたとしても、余程のことがない限り1回ですぐに壊れることはないはず。
またプロペラガードがあるので、指をけがしたり、壁を傷つけたりすることはありません。
子供でも安心できるトイドローンです。
◯バッテリーが3つ付いていながら、4500円の高コスパ
通常バッテリーは1個1000円くらいするものです。
ただ、HS450は標準で3つ付いているので、それだけでもお買い得。バッテリーの付け替えを行えば、ロングフライトもできるので長く楽しめますね。
◯障害物回避機能
マニュアルに書いてある障害物回避モードにすると、壁にぶつかることなく回避してくれます。
前後左右にセンサーが付いていて、壁にぶつかる手前で静止してくれます。インテリジェント・フライトと呼ばれる所以ですね。
これでぶつける心配をなくせるのは大変ありがたい機能です。
特に子供が操縦するときには、この機能をつけていると、見守る方も安心できますね。
たまに「ふわぁ~」っと回避しすぎることもあるので、慌てずに操縦し直すのを慣れておきましょう。
また、反応するのは50cmくらいから…とのことなので、これは覚えておきましょう。極狭な部屋で、機能ONにすると飛び回りますので要注意です。
◯手のひらで操作する新しい遊び
リモコンではなく、手のひらを使ってドローンを操縦することも可能です。
個人的にはリモコン操作のほうが面白いと思っているのですが、例えば友人と2人で遊ぼうとするのなら、手のひらモードでキャッチボールのようにパスし合うと面白いかもしれません。
ただ、上手に手で操作しないと、天井に張り付きます(苦笑。あくまで余興的な遊びと考えて、期待値を上げるのは良くないかも。
△室内専用のため、屋外飛行は非推奨
このHS450は室内向けで作られたトイドローンです。
そのため小型で、小回りのきく操作性もあります。ただ、屋外で飛行させるには、風の影響を受けて流されてしまうので「室内専用」と考えてましょう。
最初は、このHS450でドローンの操作が慣れてきて「外でもドローンを飛ばしたい」と思ったら、屋外向けのトイドローンを購入するほうが、ステップアップとして最的確ですね。
△カメラは付いていないので空撮はできない
小型のトイドローンなので仕方ないのですが、カメラがついていないので空撮はできません。
まぁあ、もしカメラが付いていたとしても、(機体が小さいので)画質は良くないのがほとんどです。きっとカメラがあったとしても撮影しなくなるので、飛行操縦を楽しみたいですね。
子供も大人も安全に楽しめるトイドローン
総評です。
室内で遊ぶには、このHS450がベストバイです。
- 室内向きの小型ドローン
- コントロールしやすい飛行操縦
- バッテリー3つ付きでロングフライト可能
- 障害物自動回避できる最新性能
- 遊び方が広がる手のひらで操作
- 格安で購入できる圧倒的なコスパ感
ふんだんな機能がついた上で、格安ですから、もう決定版ではないでしょうか。
きっとHS450で満足できる方は…
- 子供も大人もトイドローンで楽しみたい
- 誕生日やクリスマスプレゼントで(高くないから)買い与えたい
- 室内で操縦練習用を探している
こういう方にはHS450はぴったりです。
あとがき
これはヒット商品になるほど売れそうな予感。
格安で十分に楽しめるトイドローンです。