ドローン飛行実績をできる限り簡単に管理・記録する方法。

ドローン飛行実績をできる限り簡単に管理・記録する方法。

こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。

飛行実績や飛行履歴を記録しいますか?

飛行規制が全くない時のフライトや、今後規制内でのフライトがない場合には、飛行実績の記録は不要かもしれません。

しかし、1度でも規制内飛行(人口密集地域や目視外飛行)をおこなう場合には、国土交通省に申請する書類の一つに飛行実績を提出する必要があります。

この飛行実績をまとめてしなかったために、申請時に大量の時間がかかってしまうことも・・・。

そのようなことを避けるために、日頃から飛行実績を記載するのが一番なのですが、できる限り簡単に管理・記録したいものですよね。

飛行実績を管理するにあたって必要事項

ここでは国土交通省に申請or途中報告をするのを想定した内容になります。

まずは、飛行実績の申請や報告に必要な項目から。国土交通省から出ている様式例では、

  • 日付
  • 操縦者
  • 飛行概要
  • 飛行させた無人飛行機
  • 離陸場所
  • 離陸時刻
  • 着陸場所
  • 着陸時刻
  • 飛行時間
  • 総飛行時間
  • 安全に係わった事項

以上、1フライトごとに合計11項目の記入が必要になっています。

慣れれば他愛もないことですが、なかなかの分量が有りますよね。この項目を如何に簡単に記入できるのかが「継続」につながってくると思います。

飛行実績の記録を楽にするために関数を用いる

「1項目でも楽にしたい」そのために、個人的に工夫をしていることはExcelやGoogle スプレッドシートの活用です。

飛行実績

サンプルを作ったのですが、いくつか自動入力を組ませています。関連する場所を入力すれば、自動計算で出力してくれる項目は

  • 飛行時間 ・・・ 離陸時刻と着陸時刻の差
  • 累計時間 ・・・ 今までの飛行時間の合計
  • 飛行形態 ・・・ DID内の飛行or目視外飛行などの選択肢

また、操縦者名や機体名はコピペで列挙しておけば、記入項目は限りなく少なくなってきますね

DJI GOのフライトレコーダーなどのツールを用いながら日時や時刻・場所を入力すれば、飛行実績や管理はそこまで大変な作業ではなくなります。

ワードの表組みで行数を増やして入力していくのはやはり億劫なもの。Excelやスプレッドシートを利用して表組みにしておき、あとは申請時にワードに貼り付けるなり、PDF化してしまうなりすれば、申請書類も1つ完了です。

あとがき

申請書類や途中報告など様々な場面で必要になってくる飛行実績

「できる限り、負荷のかからない方法で管理できなかぁ」と思って機械的に入力できるようにしています。誰かの参考になれれば嬉しい限り。

本当なら DJI GO のアプリなどで、一括出力してくれれば一番楽なのですが、様式が合わないので自己入力すべき場所は頑張らないとですね。

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