こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。
最近アクセス数が多いのが「国土交通省へのドローン飛行の申請」。
そこで、さらに細分化をして申請の費用についてブログでシェアします。これから申請しようと考えている人にとって気になるところだと思います。
結論から言うと、1申請で郵送費約500円強です。しかし、もっとかかるのが時間です。
国土交通省にかかる費用はゼロ
国土交通省に申請する費用はゼロです。つまり無料です。
新規に始まったルールだからなのか、良心的ですね。
建設産業や不動産業、運送業などでは実際に申請手数料として数百円から数万円という金額で、申請費用がかかっています。
実際に担当者とのやり取りを考えると、1申請あたり500円くらいは取ってもいいんじゃないのかな~とは勝手に思っています。担当者の手間がかかっていますし、夜23時にメールが返ってくることを考えると相当量の残業をしているかと考えられます。
申請者が多少なりとも負担するほうが双方気持ちが良いのでは、とは思っちゃいます。
実費は印刷費、郵送費
実際に掛かるのは、印刷費と郵送費の2つです。
印刷費
最初に印刷費ですが、プリンターを所持していたら金銭的な負担は極小ですね。もし所持していない場合には、USBにデータを入れてコンビニでプリントアウトが考えられる方法です。
1つの申請にかかる印刷枚数ですが、1書類がA4で14枚ほどです。単純に、1枚のプリントが10円なので、140円がプリント代です。
郵送費
書類をまるっと送る発送と、承認書を頂く返信、の2つが郵送費でかかります。
発送に関しては14枚ほどの枚数になって重量があるため140円。返信に関しては、簡易書留郵便(310円)と普通郵便(82円)で392円。
最低限の郵送費は532円になります。
2016年3月よりWEB申請もスタートしましたが、結局のところ承認書を郵送してもらう手配をおこなうため上記のような郵送費は必然的にかかってきます。
というわけで、おおまかな実費として500円強になりますね。
もっとかかるのが書類作成の時間
申請費は安いじゃん!と思うかもしれませんが、実際にもっとかかっているのが時間です。
申請書を14枚ほど新規に作成したり、国土交通省書き換えたり。
ワードなどのオフィスソフトに慣れていないと、とにかく時間がかかります。人によっては書類作成に丸1日かかるのではないでしょうか?(慣れれば時間はそこまでかからないのですが…)
スピードを上げていくのは大切ですが、それよりも重要なのが正確性だと思います。
国土交通省の担当者と何往復もするよりも、1度でスパっと通ったほうが最終的な承認書取得までは早いですね。
きちんとした申請書を作らないと「生半可なひとには危険だからドローンは飛ばせられないよ」という裏メッセージは当然あるかと思います。首相官邸に飛ばした事件などを起こしそうな人たちを今後抑制するためにも。
あとがき
話は脱線してしまいましたが、実費で考えたら500円強で申請が可能です。
あとは申請書類作成の「根気」が必要だと思います。(←最初は、本当にこの言葉だとしみじみ実感しました)