こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。
トゥルルル~!と、極稀に営業電話がかかってきます。
これはビジネスで電話番号を表示している以上、仕方な無いことですね。相手もそれが仕事なので、電話をかけてくるのは少しだけ理解があります。
そのような営業電話も、時として学びを与えてくれます。
電話で教えてくれるよりも「自分で探すほうが信憑性が高く」、かつ信頼できる人に耳を傾けたほうが「失敗が少ない」ということです。
このページに書いてあること
営業電話への理解と、ニーズのズレ
ずっと制作業に携わっていたので、営業電話云々の術を熟知していなく、ズレていたらスミマセン。
会社勤めをしていたときにも、営業電話がかかってくるのですが、受け手としての有効性は以下だと思っています。
- 新しい情報を届けてくれる
- 知らなかったサービスを教えてくれる
- 何かを提案してくれる
簡単に言うと、「自分に無かったものを提供しようとしてくれる」ということです。
そういった意味で、数年前まで営業活動(チラシやDMなど)のひとつとして担ってきたのが営業電話ではないでしょうか?
受け手としても、時に新しい情報を提供してくれる営業電話は有効活用の1つだったかもしれません。
しかし、時代の変化とともに、ニーズのズレが(私個人の中で)生まれてきました。
欲しいが出てこないニーズのズレ
正直に言うと、あまり欲しいや新しい情報が入ってこないのです。
Webサイトを開設していて、四方八方から情報が飛び交う世界に浸っているせいか、かかってくる営業電話に対して「ん~、それで・・・?」と興味が皆無。
当たり前の話といいますか、それをしたらどうなるのかという先が見てしまうのです。
電話代と営業マンの人件費がモッタイナイんですよね。たぶんWebで検索をかけて上から順番に電話をかけていそうですが・・・。
(それよりも「情報がほしい」というニーズは、もっとタウンページのような紙媒体から電話をかけたほうが、より引っかかるような気がします)
何を言いたいかというと、インターネットに密着している現代人は、先に自分自身で情報を得ている。ここにニーズのズレが生じていると感じるわけです。
自分自身で探すほうが信憑性が高い
スマートフォンは便利ですよね。もう、自分の片手が常時インターネット状態。
日本中の至るところ、電車の乗り換えの合間、信号待ちなど、もう四六時中インターネットに繋がりっぱなしですよね?
つまり新しい情報を手に入れられる環境が、今ここにあります。
私自身の体験談で当てはめてみますね。
ちょっとマニアックな話なのですが、つい1ヶ月前にインターネット検索順位の仕組みが少しだけ変更となりました。俗に言うペンギンアップデート4.0というものです。
この情報は日頃チェックしているサイトで、事前に情報が出ていたので「知っている」状態です。
「これは警戒しないとな・・・」と感じて、著名なWebサイトを検索して正しい情報を得ていきます。この時点で「信憑性の高い情報」を手に入れています。
前述したインターネットの検索順位が実際に変わったとき、その動向は常に自分自身の片手にあるスマートフォンに。
情報が多ければ多いほど、判断材料は増加して、次の一歩が踏めている準備が整う。
インターネット上でのPR手法は、私自身にとって必要不可欠。その欠かせないニーズ→自分で取得するという図式ができあがっているわけです。
そんな時に、トゥルルル~!っとSEOの営業電話が来ても「いや、足りてます」と答えるだけです。
顔もわからない、誰なのかもわからない、初対面の営業電話での情報よりも、自分自身で探すほうが信憑性が高いのは当然のことですよね?
困ったら、信頼できる人に耳を傾ける
インターネット上で情報収集すると、「判断材料は増えて好都合」と記載しました。
しかし、時として「情報が多すぎて、何が正解なのか分からなくなる」というのも。実際に、私も困ること、あります。
そのときは「信頼できる人」の情報を軸に判断するようにします。
例えば、前述の検索順位の話。
このインターネット上に検索順位にまつわるサイトは無法地帯化してますが、海外SEO情報ブログの鈴木さんのブログは信用しています。直接は連絡しませんが、いつもチェックしてます。
見知らぬ誰かがどんなに検索順位について熱く語っていようとしても、信用できる鈴木さんのひとことのほうが何十倍にも判断になる情報です。
情報が多すぎたとしても、そうした「◯◯の分野なら、△△さん」と作っておけば、情報に飲み込まれそうになったとしても基準ができるわけです。
営業電話よりも、情報源がネット上に存在する
ここ何日か、営業電話がかかってきて「必要ないなぁ~」の連続でした。
情報が向こうから来るよりも、自分で迎えに行く。信頼できる人をつくる。
それができれば、より確度の高い手段を手に入れて、より失敗率の低い手段を選べるのでは?と感じたのです。
時代が大きく変化しました。片手にはスマートフォンが当たり前の時代です。あとはツール(インターネット)をどう役立てるのかで得られるものも変化します。
情報収集にいろいろな方法や選択肢があるかと思います。
もし私自身が「調べるの面倒くさい!」と思っていたとしたら、判断が乏しい状態になって、営業電話にノリノリで答えてしまったかもしれません。
- 「営業電話で大変な思いをしたことがある」
- 「全然効果がなかったんだよね」
- 「もっと安くて品質の良いのを後から見つけた」
そんな失敗を極力少なくするためにも、「自分で調べる」「信用できる人をつくる」を実践してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、冒頭の営業電話の1つが「マーケティングのお手伝いをしますよ!」というもの。
「あの、自分で構築しているので大丈夫です」と答えましたが、「もし本当に困っていて依頼をするなら、あなたよりも信頼できる”落◯さん”に依頼しますよ」とココロの中で呟いちゃいました。
あとがき
今回の営業電話で、インターネットで自分で動いていく、というのも有効的だと再認識な話題でした。
スピードとスマートさを失いたくない自分自身にとって、この「調べられる環境」はこれ以上のものはないです。
このあたり、営業電話しかりインターネットしかり情報発信という意味でも、下のメディアの変化というのに相通ずるところがある気がしてならないです。
⇒参考:変化についていく、情報発信の指針として─「5年後、メディアは稼げるのか」
ちなみに、営業電話は時間ロスがあるためお断りですが、一方的ではないインサイドセールスのほうが私は好感は持ちやすいです。