こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。
ドローンの存在は知っている方は多いかと思います。
しかし見慣れない機体の形に「どうやって飛行しているんだろう」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?
そこで、どのようにしてドローンは飛行しているのか、どのようにして上下左右に動くのかをご紹介します。
ドローンの安定飛行する仕組み
ドローンの特徴的なのがプロペラの数です。
一般的に4~8個の複数のプロペラが同時に回転して空中を飛び回りますが、そのプロペラがどのように回転しているでしょうか?
安定飛行するために、プロペラは隣り合うプロペラとは逆回転をしています。上部の写真で紹介すると、右回転と左回転のそれぞれが左右対称にあることが分かりますよね。
これにより、本体が回転しようとするチカラを相殺して、安定した飛行が可能になっているのです。
上下左右に飛行する原理
逆回転するプロペラが存在することで、安定的な飛行になるのは分かったと思いますが、「前進する」「後進する」「右・左旋回する」といった動きはどのようにして生まれているのでしょうか?
結論から言うと、それぞれのプロペラの回転数を異ならせることによって上下左右の飛行が可能になっています。
ドローンの前進
ドローンが前進するには、前方のプロペラ回転数が遅く、後方のプロペラ回転数が速くします。機体はやや前方に傾きながら飛行していきます。
ドローンの右移動
右に移動するときには、右側の回転数が遅く、左側の回転数が速くします。同様に左に移動するときには真逆になりますね。
ドローンの旋回
最後に旋回です。それぞれ逆向きの回転しているプロペラの、回転数を変えると旋回します。
あとがき
プロペラの回転数やプロペラのまわり方が作用して、ドローンは安定的な飛行をおこなうことが可能になっています。
シンプルな作りながら、それぞれのモーターを上手く制御しているということですね。