こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。
ドローンと聞くと「怖いもの」「取り扱いが難しい物」という印象を持っている方がいらっしゃると思います。
しかし興味のある方は「ドローンって購入制限はあるのかな?」と躊躇するかもしれませんね。
そこで、ドローン購入にあたって年齢制限があるのか?規制があるのか?をブログで紹介します。
このページに書いてあること
実質的に法律の年齢制限はナシ
ドローンが扱えるかどうかは、法律的には何も縛りはありません。
これは他のホビーやスポーツと同じように、法律に縛られること無く、年齢関係なく誰でも購入でき飛行することが可能です。
上手い例えではありませんが、怪我のしやすく衝突事故の危険性のあるスキーでも3・4歳から滑られるのと同じですね。
ただし、航空法に引っかかる飛行の場合には、「飛行の知識」「天候の知識」などが申請時に必要になるため、理解が少ない子供には飛行NGになります。
ドローンの商品ごとに対象年齢は存在する
ドローンには2つの種類があるので、それぞれに分けて説明します。
1万円以下で購入できる200g未満のドローン
航空法の対象外である200g未満のドローンは、玩具と同ジャンルです。
おもちゃ売り場で売っているような、ラジコンと同じですね。
安全基準を玩具協会が定めており、各ドローンメーカーがどれに当てはまるのかで対象年齢は決まってきます。
一般的に、200g未満のドローンは対象年齢は14歳です。中学生以上が対象ということですね。
⇒参考:初心者向き!200g未満のドローン、1万円以下のオススメ5選。
ちなみにあくまで対象年齢なので、小学生がドローンを購入して飛行させても何もバツはありません。ただし安全面で考えたら、避けたほうがいいですね。
航空法の対象になる200g以上のドローン
数万円~十数万円になるドローンは、200g以上の中型機となります。有名なDJIのPhantomシリーズもこの部類ですね。
では対象年齢は何歳からでしょうか?
15歳以上は企業独自の基準となるため、それぞれのドローンメーカーによってきます。
例えば、Phantom3の対象年齢は18歳以上です。
これも前述のとおり、法の縛りはありません。しかし、中型機は凶器ともなり得るため、対象年齢もそうですが一般的な常識は持ちあわせた人のほうが、安全管理が取れると思います。
認識すべきは、鋭いプロペラと事件になりやすいこと
「対象年齢は意外と低いからプレゼントに・・・」と思われるかもしれませんが、認識すべきは2点。
まずは鋭いプロペラがあり、子供は怪我をしやすい&怪我をさせやすいということ。
また、ドローンがノーコントロール状態になって、電車・高速道路に落下したり、人の頭に直撃したりすると事件になります。
大きな危険性をはらんでいることを忘れてはいけませんね。
あとがき
ドローンを購入するにあたって、法的な年齢制限はありません。
しかし怪我をさせてしまったり、事件を起こしてしまったら、子供でも嫌な記憶が染み付きます。
常識的な考えと、最適な判断ができるようになったら、ドローンを手に取るようにしたいですね。