こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川です。
「子供が欲しがっているからドローンを買い与えたい」と思っている親御さんが最近は多くなってきました。
でも初めてのドローンとなると、子ども向けドローンはあるのか?安全なのか?気をつける点はあるのか?など心配になってきますよね。
そこでドローンで仕事をしている私が、今回のブログ記事で…
- 子供が楽しめる&大人も楽しめるオススメドローンは?
- プレゼントする前に知っておきたい3つのこと
- 子供がドローンを操縦するときに気をつけたいこと
この3つを中心に、ドローンをプレゼントするための準備の仕方をお伝えしたいと思います。
おもちゃのドローンとはいえ、やはりおもちゃとしては特殊なジャンルに入ります。親御さんがしっかりと認識した上で、プレゼントしたいものですね。
このページに書いてあること
そもそも子供がドローンを操縦できるの?
子供にドローンをプレゼントするにあたって、そもそもの大きな疑問になるのが「子供が操縦できるのか?」です。
- ドローンって何歳から操縦できるの?
- 子供でもドローンは扱えるの?
そのような質問にお答えすると…
5歳くらいからドローンの操縦ができる
私は子供会などでドローン操縦教室などおこなっています。
小さいお子さんを対象として、おもちゃドローン(トイドローン)の操縦レクチャーして、お子さんが操縦してもらっています。
今まで100人以上の子供を対応した経験から、ざっくりと5歳前後なら操縦は可能でした。
5歳前後でしたら指先はスムーズに動き、意思を持ってドローンをコントロールしようとできます。
男の子はもちろん、女の子もドローンに興味があって真剣になって操縦して、楽しんで遊んでいましたね。
さらに小学生になると、さすが飲み込みの早いので、コツを掴めばあっという間にドローンで遊んでしまいますね(笑。
しばらく慣れたら子供でも、おもちゃドローンは扱える
最初は大人が横に付いて、操作方法などを一緒に確認しながらドローンを操縦するのがベストです。
子供は「何が危ない」「これをすると怪我をする」という感覚が少ないため、横についているときに「これはしてはいけない」と子供に操縦させるときにはしっかりと伝えてあげましょう。
そうすれば、しばらくすると子供でもドローンは扱えるようになってきますよ。
子供向けのおもちゃドローン(トイドローン)は?
早速ですが、何十台を所有する私がオススメする、おもちゃドローン(トイドローン)を紹介しますね。
2020年の最新情報として、この3台なら間違いないです。
子供メインで遊ばせたい(部屋でも外でも):HS370
室内でも楽しめるコンパクトサイズ&操作性抜群なのがHS370です。
小さいサイズのドローンなので怪我の心配は少ないですし、値段もお手頃。
室内で遊ぶ分にはちょうど良いサイズです。私も持っていて、部屋で遊ぶのはほとんどこのドローンです。
実際のレビュー記事&飛行動画は↓からどうぞ。
子供メインで遊ばせたい(部屋だけで):HS450
手のひらサイズで室内専用のトイドローンです。
しっかりとしたプロペラガードがあるため、怪我をすることもなく、壁を傷つけることもなく、安全面が非常に高いドローンです。
しかもバッテリーが3つあるため「遊びたい」にも応えてくれますね。
壁にぶつけるレビューも↓にあります。実際に見てみてくださいね。
大人も一緒に子供と遊びたい(部屋だけ):HS177
手のひらサイズのドローンです。シンプルな作りでリモコンも小型なのがHS177。
なんと言っても特徴的なのが対戦型トイドローンということ。2台セットで6000円だから安いですし、友達同士、親子で熱中すること間違いなしです。
子供と一緒になってお父さんも遊べる、唯一のドローンです。
大戦中の動画もあるので↓、イメージ付きやすいと思います。
子供にプレゼントする前に知っておきたい3つのこと
ドローンは慣れると飛行するのは楽しいものです。子供だったら夢中になると思います。
しかし自由に飛行させるのは難しく、時として事故が起きてしまう場合もあります。
プラスの面、マイナスの面の両方を考えながら、正しい認識を持ってプレゼントしたいですね。
(1)ただのラジコンのおもちゃではない
リモートコントローラがあって操作をする…そんなカーラジコンと同じような気持ちになりますが実は大きく異なります。
クルマのラジコンや船のラジコンは、地面や水面に置いて前後・左右の2次元で動くものです。停止をすれば、その場にとどまり続けられますね。
しかしドローンは、空中を飛び回るので前後・左右・上下の3次元で動きます。常に操作していないと、その場に留まることはできません。
2次元と3次元で決定的に異なるのが操作量です。上下の動きが加わるので、リモートコントローラの動かし方もより複雑化するのは想像がつくかと思います。
カーラジコンを買い与えるような感覚でプレゼントしても、その子供が「操作が難しい」と思ってしまえば飽きられてしまうこともあり得えます。
そのを認識したほうがガッカリ感は少なくなるかもです。
(2)ロストする可能性がある
子供は無邪気に遊びたいものですよね。大人とは異なり、加減を知らずに全力で何かを行なってしまうこともあります。
ドローンは機体をリモートコントローラで制御します。
空遠くでも電波を使って飛んでいきますが、電波が届かなくなるとノーコントロール状態になって、そのまま機体がどこかへ飛んでいってしまいます。
木に引っかかったり、見えないところに飛んでいってしまうこともあります。
今はとても少なくなりましたが、ドローンのマイナスイメージを持っている方もおり、たとえおもちゃドローンであったとしても過敏に反応してしまう方は少なからずいます。
(3)自分にも他人にも怪我をさせやすい
室内で遊んでいたとしても、回転するプロペラは凶器になります。
プロペラガードがついていれば被害は少なくなりますが、それでも急な落下や衝突は十分に考えられます。
前述のとおり3次元で動く飛行物体なので、あっちこっちと動き回ります。
地面を動くカーラジコンなら人に当たるのは足先だけですが、ドローンは全身に当たることは忘れてはなりませんね。
プレゼントするなら、責任をもって目の届く範囲で。
ドローンをプレゼントするのは、子供の楽しさが広がるのでいいことだと思います。
しかし、危険性もはらんでいるので、プレゼントするなら責任をもつことと、目の届く範囲でおこなうことがベストだと思います。
目の届く場所で一緒に飛行させる
子どもとドローンを外で飛行させるときには、必ず一緒に飛行させるようにしましょう。
もしもの時には、親がとっさの判断で制止することもできますし、大人なら危機管理も可能です。他人に迷惑をかけた場合でも、適切な対応ができます。
友達同士で遊ぶとトラブルになりやすいので、間違いなく控えたほうがいいですね。
購入するなら200g未満のドローン
プレゼントするにあたって、購入をするのなら総重量200g未満のドローンにしましょう。
前述したオススメの2つのドローンは、いずれも重量200g未満なので安心してください。
200g未満のドローンは航空法に引っかからないため制限が極端に少ないドローンです。国土交通省への特別な申請は不要なのは、重量200g未満というのは覚えておきたい要項です。
おおまかに3000円から1万円ほどで購入できるので、お財布にも優しいですね。
屋外に出るときにはマナーも持ち歩きたい
一緒にドローンを飛行させるとしても、大人がマナーを知らなければ元も子もありません。
200g未満なら制限が少ないと記載しましたが、もちろん制限のあるところもあります。子供に熟知させるのは難しいので、まずは大人がマナーを持っておきたいですね。
室内オンリーで飛行させるなら、特に気にしなくてもOK
外でドローンを飛行させようとすると、気を使ってしまいますが…
- 自宅の部屋
- リビング
でドローンを飛行させるのなら、特に気にすることもありません。ロストすることはありませんし、他人を傷つけることもありません。
多少壁にぶつかったところでドローンは壊れないので、むしろ部屋の中で遊ぶのが一番かもしれませんね。
いろいろとあるけれど、ドローンで遊ぶと子供の目が輝く
おもちゃのドローンとはいえ、多少のリスクだったり、マナーが必要だったりします。
でも、そこをクリアすれば、やっぱり楽しいのがドローンです。
先程も書きましたが、私自身は子供会なので操縦レクチャーをおこなっています。子どもたちがリモコンをもって、目の前のドローンが飛び上がる瞬間は、本当に目をキラキラとさせています。
きっと子供はニンテンドーDSなどのゲーム機も好きだとは思いますが、親御さんの目線から言うと、ゲーム機よりも実際に手にとって体験できるおもちゃを持たせてあげたいですよね。
またドローンは指先の動きや、瞬時の判断で頭も使います。子供の成長にもプラスになると思います。
もし子供が5歳前後~中学生なら、きっと喜ぶ顔を見れると思いますよ。
(それに、親御さんもプレゼントと言いつつ、いっしょにドローンで遊べますからね!)
【おまけ】おうちでドローンと遊ぼう!
「おうちでドローンと遊びませんか?」
- おもちゃのドローンを買ってみて遊びたい
- ドローンを買ったけど、遊び方がわからない
そのような方のために、ステップを踏みながら部屋の中で遊んでいく、徐々に上手になっていく。
ドローンを初めて買う方に、お家でできるドローンの遊び方を動画にしました。
ステップ1~6までの徐々に難易度が上がっていく、遊びながらドローンの操縦が慣れていく方法です。
いきなり全部をクリアしようとすると、心が萎えてしまうと思うので、ステップ1からひとつずつクリアしていくと面白くなると思いますよ。
上手になれば↑の動画のように、「最初の10」秒や「最後の10秒」みたいに自由に飛ばせるようになっります。
あとがき
最近は誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントで、おもちゃドローン(トイドローン)をプレゼントする親御さんが本当に増えてきました。
もはやドローンをプレゼントするのは普通なのかもしれませんね!