DJIの新商品「Spark」が5月24日に発表。日本市場ではウケる?【発表後の追記あり】

DJIの新商品「Spark」が5月24日に発表。日本市場ではウケる?【発表後の追記あり】

こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。

DJIから新商品の発表が5月24日にありますね。

かねてからリーク情報の合った「DJI Spark」です。実際の飛行映像を見る限り、「小さく」「小回りのきいた飛行」だと見受けられます。

世界中に展開しているDJI製品ですが、では日本市場では受ける商品なのでしょうか?

もしドローンを購入しようと考えているかたがいたら、発表まで待ってみるのもいいですね。

DJI Spark 5月24日に発表

既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、5月24日にニューヨークでLive発表をおこなう予定です。

日本時間では5月25日 0時30分。ちなみにWEBサイトはこちらです。

SparkのPR映像および飛行映像もyoutubeにアップされていますね。せっかくなので、ここでも紹介します。

バッグから出てくる小ささ、三脚や岩の間も通り抜ける機敏さ。

いやはや、小さいのに賢い子っぽいですね。

海外のリーク情報から推測すると

海外のyoutubeでは、すでにリーク情報が蔓延しています。

hqdefaultyoutube「This is the DJI Spark」より

折りたたみドローンとして人気のある「MAVIC」よりも、さらに小型なドローンです。(一番上に乗っかっているのですね)

ネット上でも様々な推測が流れていますが、大衆的な推測をざっくりと言うと…

  • MAVICよりも安価な値段設定(衝突回避がない廉価版?500ドルくらい?)
  • 350mlの缶よりもちょっと大きいくらいの小型ドローン
  • レース用でも使えるし、セルフィーでも使える?

ということで、個人利用に向いたドローンを投入するようです。

たしかにMAVICは10万円強で一般的には高いですし、個人利用だとしてえも性能も良すぎでした。また折りたたみとは言え、まだまだお手軽感がなかったというのも否めません。

日本市場ではウケる?

さて、日本で売れるかどうかのポイントは、やはり200gのボーダーです。

世界を商売相手にしているDJI社が、わざわざ日本使用に向けて商品開発なんておこなわないのは当然のこと。

200g以上もしくは200未満によって、日本での売れ行きはガタッと変わります。

では、このSparkは何gなのか気になりますよね。

海外サイトでは、「0.55ポンドじゃねーの?」という話も。グラムに変換すると250gです。

もし200g以上となると、果たして日本市場で売れるかどうか…はかなり疑問点です。

MAVICと比べて安価になると言われているものの、航空法の対象ドローンで法律の壁が存在し、性能はやや劣り、かつ重量がないため風が強いと墜落の危険性も高い。

「それなら、MAVICを買ったほうがいいんじゃないの?」という気持ちになっちゃいそうです。

セルフィーという文化は日本人は極小ですので、盛り上がるのはドローンレースを始めたい初心者の方なのかなぁと勝手に考えてます。

なんにせよ、発表待ちですね。

【追記】発表された内容の概要と所感を。

spark_web

発表されました。

いろいろとリーク情報があり、当たっていた話もあれば、ややズレていた話もありました。

概要を見てサッと感じたことは「価格にインパクトがない!おしい!!!」です。

簡単なスペック紹介

いろいろなスペックの話は公式サイトや情報サイトで出ているので、そちらにお任せしますが、ここでは気になっているスペックを紹介します。

  • 手のひらサイズ
  • 飛行時間は15分
  • 前方に衝突回避機能付き ※5m/秒以下で作動
  • 重量は300g
  • バッテリーはUSB充電
  • バッテリーは1つ5000円と安価
  • 20~28km/h = 風速7.7mまで耐えられる
  • リモコンは基本はスマートフォン
  • カメラはフルHD(30p)までで個人利用で充分
  • 価格は6万5800円

機能を制限しつつ、趣味用に特化した手のひらドローンですね。

「もったいない!おしい!」な所感

個人利用を目的としたスペックで、コンセプトは大好きです。(手のひらドローンが好きなので)

ただ、日本市場で考えるとかなりモッタイナイです。

  • 200g以上で航空法の対象だから、許可関連に非常に高い壁がある
  • 一見して6万5800円は安く見えるが、リモコンが別売り(1万8800円)

この2点に尽きます。

個人利用だとしても法律関連でお手軽感が日本ではないため、飛行できる(遊ぶ場所)が限定されること。

さらにリモコンが付属されていなく、スマートフォンでの操作は初心者には難易度高し。操作距離も極狭です。別途リモコンを購入すると8万円になるため、お値打ち感が少ないこと。

室内で遊ぶだけにしたとしても、ちょっと8万円は出せないですね。

重量はともかくも、本体+リモコンで6万5800円だったら、結構インパクトがあったような気がします。

海外からレビューあり

アメリカで活躍しているユーチューバーが早速商品レビューしています。

すげー楽しそう!!!

あとがき

個人的には60gくらいの「手のひらドローン」が好きなので、勝手に書いちゃいますが、ぜひDJI社には手のひらドローンを開発して欲しいですね。

室内専用ドローンとすれば、世界中でもそこそこの需要があると思うんですよね。

Profile

#