バッテリーが少ない!?Phantomの自動放電システムを忘れずに。

バッテリーが少ない!?Phantomの自動放電システムを忘れずに。

こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。

Phantom3をフライトさせようと思ったら「あれ!?残バッテリーが全然ないぞ!?」と思ったことありませんか?

久しぶりに飛行させようと思うと、よくあることだと思います。その原因は「自動放電システム」。

インテリジェントフライトバッテリーという名前だけあって、賢いバッテリーです。

自動放電システムの作動

Phantom3で使用されているインテリジェントフライトバッテリーには13つの様々な機能が付いているのですが、その中のひとつとして「自動放電」があります。

10日以上使用されていない時、バッテリーの膨らみを防止するため、容量の65%まで自動放電を行います、65%まで放電を行うのには2日程かかります。放電中は熱を発します。

とのことで、初期設定の場合、10日で自動放電がスタートします。バッテリーの長持ちのためにも、素晴らしい機能なのですが、充電日時を忘れると痛い目にあいますね。

100%→65%まで下がるということは、低電圧アラームが30%と設定していたらフライトできるのは約6・7分程度。

実際のフライト現場に行ってみて「あー!」とならないためにも、「充電は前日に行なう」「充電日をメモ記録する」といった対処が必要ですね。

放電スタートの日時変更

初期設定では10日になっていますが、DJI GOのアプリから変更が可能です。

  1. 機体・リモートコントロール(プロポ)、タブレット・スマートフォンなどをすべて起動させる
  2. DJI GOを起動させる
  3. 設定メニューに入る
  4. バッテリー情報の項目から詳細設定へ
  5. 放電時間にて日程決定

画面で言うと下の画像の「放電時間」ですね。

放電時間

放電時間を決められるのは、1日~10日までです。つまりMAXでも10日。

なおさら充電日時を覚えておきたいですね。

過放電・過充電ともにバッテリーには良い影響は及ぼさないので、フライトさせないとしても適度な間隔で充電をさせていきたいですね。

そもそもインテリジェントフライトバッテリーの賢い子なら、そのあたりもフォローできるように大丈夫かと思いますけど。

あとがき

フライトする前日には放電しているかどうかチェックが必要ですね。

バッテリーの電源ボタンを1回押せば、4つの緑色LEDが残量を教えてくれるので簡単にチェックできます。

機体チェックも同じですが、バッテリー残量チェックも習慣にしておきたいですね。

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