広告は読まれない。違和感のないコンテンツの広告は読まれる。

広告は読まれない。違和感のないコンテンツの広告は読まれる。

こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。

ドローンとは関係のない話になってしまいますが、PR(パブリック・リレーションズ)の広告的な考えも重要なので、ブログで発信していくことにしました。

この最近ですが、広告が広告として機能しなくなってきたと言われています。

スマートフォンによるインターネットの普及で、消費者のチカラが強まったのが要因です。

では今後、ビジネス上で必要な宣伝手法とは何なのでしょうか?

消費者のチカラが強くなり、広告が無関心になりつつある

スマートフォンの普及が加速的に進んでいますね。

そして毎日のように、インターネットに触れているのではないでしょうか?大人も子供も電車の中でも暇さえあればスマートフォンです(ゲームかもしれませんが)。

さらにSNSによって消費者同士に横の繋がりができました。これが大きな転換だったのかもしれません。

今まで消費者がテレビや広告を信じて、商品を購入したり食事に行ったり、消費活動をおこなっていました。

しかし、中には広告という盛りに盛られたトリックにハマってしまい「どうしょうもない商品だった」「言われていたほど全然美味しくない」と不満足に感じることも広告に相反して多かったかと思います。(そのような経験ありますよね)

ここで登場するのがインターネット。もう騙されないぞと消費者は検索して調べて、いろんな情報から判断するようになったのです。

つまり、広告は偽物という視点が徐々に備わって、そして毎日広告が降ってくるように襲いかかってきて、最後に広告に対して無関心になる

これは雑誌広告やインターネット広告、チラシなども同様に、目に入ってくるけど情報として受け取っていない状態です。

こんな状態で企業側は広告を打ったとしても、かつてのような効果は得られにくいと考えられます。

違和感のないコンテンツの中で広告をする

これは昨日(2016.04.06)に、たまに見ている経済番組「ワールドマーケッツ」の清水昭男キャスターが話していた内容ですが、

バナー広告も含めて、読まれない。違和感のないコンテンツの中で広告をする。そしてツイッターで横の広がりで一緒に参加してもらう。

とアメリカのナショナル・フットボールリーグと絡ませて紹介。

まさにこのとおりですね。

コンテンツ内のコンテンツとして広告を見せていく。

これがどういうことかと言うと、「◯◯しました、ここはすごいぞ」というようなインターネットのページにコンテンツとして制作。

そのコンテンツの中には、感情や面白さを盛り込んだ上で、何が良かったのかを広告したいことを入れ込んでいくのです。

こうすれば、消費者はコンテンツを読んでいき、違和感なく広告で伝えたい内容を読んでいくということです。

ちょっと詐欺じゃないの?とは思ってしまうかもしれませんが、消費者にとって広告がより伝わりやすい形で届けられているメリットもありますね。

最近インターネット上で著名なライター「ヨッピー」さんという方がいらっしゃいます。

ひとことで説明すると、体を張ったコンテンツ広告を展開している方です。

【参考】35歳無職でも起業したら1週間で社長になれることが判明

このコンテンツなのですが、随所随所に「企業freee」というWEBサービスの宣伝が入っています。でも、違和感のないコンテンツだからこそ、ついつい読んでしまって商品サービスまで理解してしまいます。

さらに凄いのが、SNSでシェアされていること。普通に考えて、広告なんてシェアしてくれません。他人に知らせたい広告は心情的に生まれてこないです。

しかし違和感のないコンテンツ広告の場合には、ツイッターやFacebookで消費者は拡散してくれます。「これ、いいよね」という消費者の参加が始まるわけです。

消費者が変わった今、どう消費者に合わせていくのか

広告として何かを展開していく場合、上記の例で言うと今現在効果があるのは、コンテンツ内に作られた広告(知ってほしいこと)です。

数年後にはまた別の手法が登場しているかもしれませんが、少なくとも単純な広告(バナー広告など)よりも、より理解度の深い広告になります。

もっと単純な言葉に言い換えてしまえば、「役立つ視点のコンテンツを作る」がスマートかもしれません。そしてテーマが広告であることです。

消費者を振り向かせるために、アレコレとお金をかけて広告することがあると思います。

広告によっていろんな形はありますが、より最大限の効果や反響を出すためにも消費者に合わせた広告展開が費用対効果があるのかなと思うわけです。

あとがき

それではどうやってドローン撮影と絡ませるのか?ですよね。

方法はたくさんあると思っています。

普通の紹介用の写真や映像ならそのままでも「説明用の資料」なので、消費者も見てくれますね。

もう一歩踏み込んだ広告としての情報発信なら、例えば「上から見たら◯◯だった」「映像中の◯◯を探して現地に来れば△△をプレゼント」などなど。

見る方にも楽しいWEBコンテンツができるはずです。(ちなみに、そういうのが私、得意です)

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