こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。
空撮用のドローンにはカメラが当然付いています。
カメラが付いているということは、レンズもついています。むき出し状態のままレンズは空中で撮影し続けますし、離発着のときには粉塵にもさらされます。
そう、めちゃくちゃ汚れるんですよね。
レンズが汚れていると動画や静止画にゴミが写り込んでいて完成度が著しく低下することも…。そのため定期的にレンズの手入れは欠かせません。
できるだけ面倒くさくなく、できるだけ精度の高いレンズクリーニングをする。レンズの汚れをたった1000円で解決するのがレンズペンです。
このページに書いてあること
過酷な環境に強いられるドローンのレンズ
空中を飛び回るドローンは実に気持ちよく見えますが、ドローンに付いているカメラレンズにとっては過酷な環境を強いられていると言っても過言ではありません。
- 離発着には粉塵が舞い上がりレンズに直撃する
- プロペラの回転により空気中のホコリ・チリを強力に受け続ける
- 湿度の高い環境(海など)で飛沫を受ける
通常のカメラよりもドローンのカメラレンズはホコリ・チリ、細かな汚れを受ける状況です。
ドローンを地面に置いているだけでも汚れやすいですし、カメラのような手に持つホールド感もないため、ときとしてドローンのカメラレンズに指があたってしまい指紋がつくことも。
そんなレンズの汚れが多いと動画や静止画にゴミが写り込んでしまう可能性もあります。それはやっぱり避けたいですよね。
ドローンのクリーニングに必要なレンズペン
一般的にクリーニングする上で、ブロアーやクリーニングペーパーを使用することが多いかもしれません。
しかしドローンのような小さなカメラをメンテナンスするには、レンズの際など細部までクリーニングは難しいです。
強力に汚れを落とす、しかも手間を掛けずに簡単に。ドローンのレンズクリーニングで活躍するのがレンズペンです。
HAKUBAから出ているレンズペンは、ブラシ+チップがついており1本で完結するスグレモノ。
天然ヤギ毛を使用した上質なブラシ、指紋や皮脂を確実に吸着して500回使用できる3D曲面小型チップ。静電気を除去してホコリの付着を防止。
さらにコンパクトなので、ドローンのカメラレンズが汚れやすい外出時でもパっと使用できる。手間なくキレイにクリーニングできて完璧ですね。
このHAKUBAのレンズペンはカメラ業界では必須アイテム。それだけでも信頼度が高いと言ってもいいです。
ちなみにレンズペンは数種類が出ているのですが、私が使用しているのは「レンズペン3のコンパクト/レンズ用」です。(アクションカメラ・コンパクトカメラ用)
レンズクリーニングのBefore&After
実際にドローンのレンズクリーニングをおこなって、どのくらいキレイになるのかをBefore&Afterで紹介します。
1.レンズ汚れをチェック
まだメンテナンスをしていない状態のレンズです。
細かな汚れが付着しているがわかるでしょうか? 蛍光灯で反射させると汚れが浮き上がって見えてきます。ちょうど左側にポツポツっと丸い汚れ・ホコリが付いていますね。
2.ブラシでゴミを落とす
まずはレンズペンに付いているブラシでホコリを取り払います。サッサッと払い落とすような感じですね。
これで汚れやホコリが落ちれば問題ないのですが、さすがに過酷な環境にいるドローンのレンズは落ちません。
3.チップで汚れを落とす
次はレンズペンのチップ側を使用します。
何往復もゴシゴシするのではなく、軽く当てて円形を描きながら拭き取っていきます。グルグルと渦巻きを描くように1回でOK。
これだけでクリーニング完了です。
4.汚れがあるかどうかチェックする
クリーニング後の最終チェックです。
先ほどをついていた汚れ・ホコリがしっかりと取れているのが確認できますね。
レンズペンならではの、カーボン粉末が皮脂や指紋を吸着する機能があるからこそ、確実にクリーニングができるわけです。
- このレンズペン1本でクリーニングが完了する
- 500回以上使用できる
- 1000円程度で購入できる
なんともありがたいアイテムです。
あとがき
レンズのメンテナンスにはレンズペンですね。
ちなみに小型ドローンのMavicシリーズやSparkのレンズクリーニングにも、「レンズペン3 コンパクト/レンズ用」はちょうどよいサイズです。