こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。
「ここまで安くていいのか!」と思ってしまったのが今回レビューする「Holy Stone HS210」です。
通常のトイドローンはバッテリーが1つしか付いていなく、もっと遊びたい場合は使い購入しなければなりません。
しかしHS210は、標準でバッテリー3つ付き。しかも本体・リモコン・バッテリーなどを含んで価格が4000円台の格安トイドローンです。
機体はコンパクトながら、操作性も良く、プロペラガードも強固。室内専用で遊ぶには値段的にもサイズ的にもベストバイかもしれません。
このページに書いてあること
HS210の優れている3つのポイント
いきなりですが、結論に入ります。
数多くのトイドローンを購入してきた私が実感したHS210の優れているポイントです。
- 超コンパクトで室内で遊ぶのに最適サイズである
- 壊れにくく飛行も安定していて初心者でも安心である
- 4000円台で格安、さらにバッテリーが3つ付いている
室内でトイドローン遊びたい!と思っている方にとっては、追加バッテリーの購入なく、このHS210だけを購入すれば十分に遊べる格安トイドローンです。
コンパクトだけどしっかりした作りのHS210
ここからは、HS210の細かなところをレビューしていきますね。
収納しやすい小さな外箱
HS210が到着してまず驚いたのが小ささです。
外箱は両手くらいの大きさ。今までのトイドローンと比べると半分以下のサイズです。
実際に手に持ってみると、片手で軽々と持ててしまうサイズ感。このくらいの大きさのほうが、トイドローンを遊び終わったあとに、引き出しなどに収納しやすいんですよね。
大きすぎで邪魔にならないというのはポイント高いです。
無駄のない梱包スペース
箱から取り出してみると…小さいな機体とバッテリー、リモコンなどがキレイに詰まっていました。
機体やリモコン、付属品など見ていきましょう。
手のひらに収まる小さなトイドローン
小さいです。とにかく小さいです。
手のひらに収まってしまうほどのコンパクトさ。こんなに小さすぎて、逆に「飛んでくれるのか?」と心配になってしまうほど。
ただ、小ささはありますが、機体の作りはガチッとしっかりとしています。
赤と白の流線型のフォルムも、レーシングカーっぽくってカッコいいデザインです。
プロペラを取り囲むプロペラガード
特徴的なのがプロペラガード。
プロペラのすべてを円形にしてガードしています。
一般的なトイドローンは細いプラスチックでガードしていますが、これは360度ガードして、しかも分厚作り。
どんなに壁にぶつかっても、壁に傷は付きませんし、プロペラを痛めることも無さそうです。
お子さんが使用しても、このプロペラガードなら大丈夫そうですね。
バッテリーは標準で3個付き
最初からバッテリーが3つ付いているのは嬉しいですね!
普通のトイドローンはバッテリーは1つだけです。追加バッテリーを購入すると、1個あたり1000~1500円くらいしてしまいます。
それがHS210ならバッテリーが3個もついていて、さらに充電器も2個。メーカー側も考えていますね。1個のバッテリーで飛行させながら、残りの2個のバッテリーを充電可能というわけです。
「購入した直後から、できるだけ長く飛行させたい」を実現してくれるのは、HS210の最大のメリットかもしれません。
ボタンが少なめで分かりやすいリモコン
機体も小さければリモコンも小さめです。でも、握りやすいデザインになっているため、そこまで不都合を感じることはありません。
シンプルでボタンの数も少なめです。ボタンが少ないほうが混乱することもないため、初心者にとっては分かりやすいですね。
ちなみにリモコンの乾電池は、単4形で3つです。これは付属していないため、予め用意しておきましょう。
壊れても安心な予備部品
極稀にプロペラが壊れてしまったりするんですよね。
その時のためにプロペラの1セットが予備部品としてはいっています。
小さめな日本語マニュアル
図柄付きの日本語マニュアルが付いています。
リモコンなど画が多いので分かりやすいのですが…なにぶんマニュアルが小さい。人によっては文字が小さいため、読みにくいかもしれません…。
実際にHS210を飛行させてみました
簡単にですが飛行する様子を撮ったので動画で見てくださいね。
HS210テスト飛行動画
「こんなに機体の小さなドローンなのに飛んでくれるの?」と不安に感じていましたが、動画の通り飛行してくれました。
- リモコンで細かい操作をしても、しっかりと反応して動いてくれる
- 機体は小さいですが、前後左右に飛行できる
普通のトイドローンでした。いや、どうなのかなと思っていましたが、普通に飛んでくれました。
室内で遊ぶには最適のトイドローン
HS210を飛行させて真っ先に感じたのが「室内で存分に遊べる!」ということです。
みなさんもご存知の通り、日本の家屋は狭いです(笑。その狭い部屋の中に、テレビや照明器具、テーブルなどを置いているため、ますます空間は狭くなります。
トイドローンが大きければ大きいほど、その空間を飛び回ることは困難になります。
HS210はトイドローンの中でも最小クラスに位置するコンパクトなドローン。日本の家屋の狭い空間の中を、できる限り自由に飛行させるにはベストチョイスです。
子供向けに飛行させても安全である
360度を囲むプロペラガードも逸品です。
部屋の中で飛行させていて、操作ミスで壁やモノにぶつかったとしても破損することはありません。
子供が操作したとしても、機体が小さくプロペラガードがしっかりしているため、他のトイドローンよりも安全です。飛行スピードもそこまで出ないですしね。
※ただ100%安全とは言えないため、親御さんが見ている前で飛行させましょう
日々、操縦練習するトイドローンとしてもOK
ドローンを本格的に趣味としてやっていきたい!と考えている方にも、このHS210は練習機としていいですね。
機体が小さい分、他のトイドローンよりは若干ですが飛行時にフワッとします。
室内で細かな動きをさせる。狭い空間の中で、大きなアクションをさせる。自分自身の意とする操作を100%に近づける。
ひたすら操縦の特訓をするにも、ちょうどよいトイドローンです。
屋外で飛行させるのはNG
このHS210は超小型トイドローンです。機体が小さい分、風に激弱いです。
屋内でも扇風機の風やエアコンの風にも飛行に影響を及ぼすくらいなので、屋外で飛行させるのは論外です…。
飛行させた瞬間にふぅ~っと流されていっちゃいます。
屋内専用として遊びましょう。
室内で飛行させるためにだけに設計されたトイドローン
「まずはトイドローンを操縦してみたい!」「家の中で遊びたい!」
そう思っている方ならHS210は最適ですね。
冒頭にもお伝えしたとおり、
- 4000円台の低価格
- バッテリー3つ付きで遊べる時間が長い
- 壊れにくくて初心者向き
この3つの条件が揃っているのは、いまのトイドローンのなかではHS210だけですね。
室内で遊び倒す。操縦の練習をする。もし飽きても(金銭的に)痛手はない(笑。
まず最初に手にするトイドローンとしてHS210は最適ですね。
あとがき
こんなに小さいのに良く飛んでくれるなぁ~と感動しました。
またバッテリーが3つも付いているのは良心的ですね。普通のトイドローンは1個だけで、飛行時間は5分くらいで、物足りなくなって追加購入(1個あたり1000円くらい)しないとですから。
まずはこのHS210の1台で始めたあとに、もうひとつ上の大きさのトイドローンなどに手を出すのが良いステップだと思います。