こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。
ドローンといえば「phantom」!と連想してしまいそうな昨今。
「phantom」を出している中国メーカーのDJI社の勢いは止まりません。2015年の経済産業省調べによると、中国メーカー「DJI」の製品がドローンの世界シェア7割を占めているとのこと。
ここまで躍進しているDJIとはどのようなメーカーなのか、簡単にご紹介しますね。
中国広東省にあるドローンメーカー「DJI」
センスの良い白い機体、一歩先ゆく高性能…、あまりイメージがないのですがDJIは中国企業です。一般的に言うと中華ドローンですね。
2006年に設立されて、従業員数は約2500人(21014年)。DJI社の売上は公表されていませんが、ロイター通信は10億ドルに達しているとも言われています。
前述しましたが、ドローンの世界シェア70%を占めているとのことで、すでに世界有数の企業と言っても過言ではありませんね。
躍進を遂げる背景には
もともとDJIはシングルローターのヘリコプターの制御技術を有していた企業。
ちょうど広東省には優秀な人材が集まり、iPhoneを製造する電子デバイス企業もあり、人材も部品も調達しやすい環境だったとのこと。
GPSセンサー・高性能バッテリーの小型化や制御システムを組み合わせて、ドローンを創りだすのは最適な場所だったとも言えますね。
いち早くハード面・ソフト面でドローン開発を進めたDJI。そこで誕生したのがPhantomです。
Phantomがヒットする理由
ひとことで言うと、低価格ながら高性能、ということですね。
3軸ジンバルと1000万画素以上のカメラ、20分以上超える飛行能力、どれをとっても何百万する業務用に匹敵する性能を併せ持っていることです。
世界で50万台以上も販売しているので、大ヒット商品で一時は品薄状態になったほど。
日本でも三井住友海上火災と提携して保険サービスも提供して、常に一歩先を進んでいるドローン企業です。
今後はPhantomを筆頭に、多角化したサービスに対応できるよう様々なドローンを届けてくれそうな予感です。
あとがき
ドローン市場で大注目のDJIです。
ちなみに、Phantomの中身は日本製が多いとのこと。バッテリーやカメラ・モーターなどなど。ドローンに必要な技術は、日本も有しているということですね。